CV:斎藤千和
概要
『シャイニング・アーク』のヒロインの1人。
絶海の孤島“アルカディア”に眠るとされる“力”を求めてアゼル村へとやって来た獣人の女海賊。
一見すると普通の人間の女性に見えるが、普段から被っている海賊帽の下には獣耳が隠されており、OPムービーや一部のイラストでその事が確認できる。
容姿・スタイルが抜群に良い上に露出度の高い服を身に付けており、その容姿を活かした色仕掛けで相手を翻弄する戦法を得意としている。
また、バッカスを唆して利用するなど頭の回転も速く、村を襲撃する海賊たちの中ではレイヴンと並んで非常に厄介な人物でもある。
当初は フリード達と敵対していたが、彼らが海から現れた異形の巨像(ネフィリム)の一体・異形の大鯱オフィエルを撃退後に海戦の未熟さを痛感してその方面の指導者を求めていた時に今後島で見つけた“力”に関する情報を対価として、自らを海戦のエキスパートとして売り込みフリード達に協力する事となる。
一見すると自身が強大な力を得る為には手段を択ばない部分が目立つ彼女だが、それには理由があり、元々は大変働き者の両親の間に生まれた普通の村娘で貧しくも幸せな毎日を暮らしていたが、親が権力者に騙されて稼ぎをピンハネされた挙句に体を壊して亡くなり、当時その事に気付いた時は自分がまだ幼かったことや身分の違いから誰もその実事を信じない事を悟っていた為、誰にもその事実を打ち明けられないまま、もしその時に自分に力があれば両親は死なずに済んだという思いを抱いた事が起因となり、それ以来誰にも心を開くことなく、ただひたすらに力を求めて渡り歩いていたという過去からきている。
そんな彼女であったが、フリード達や温かく自分を迎えてくれた村人を通して考え方は変わらないものの、次第に閉ざされた心を開いて行き、彼女本来の義理堅く面倒見の良い姉後肌な一面を覗かせるようになっていく。
なお、フリードたちを大人の女性の魅力でよくからかっている。