参ったな…ルルちゃん
自分でやるって意味だが
「この後」の「掃除」が大変になりそうだぜ
概要
漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第9部『The JOJOLands』に登場するキャラクター。年齢不詳だが、家庭を持っており子供が3人いる。
ハワイの捜査官であり、初老の雰囲気を漂わせる端正な顔立ちの男性。背部に花がデザインされたシャツを着こなす。なお、当初はシャツのように描かれていたが、後にコンプレッションウェアのようなぴったり上半身と密着するデザインへと変化している。
人物像
捜査官であるが、ハウラーからお金を受け取り協力者として立ち回る。ペアのルルが気に入った人形を貰うために警備員に賄賂を渡したり、追い込んだジョディオに溶岩を引き渡す取引を持ち掛けたりするなど、金に汚い一面がある。
暗殺者としての実力はプロフェッショナル。あくまでも「対象の始末」が自分の仕事だとのスタンスを持っており、その他の事情に深入りはしない。「仕事」では、発砲した後に自らのスタンドで銃弾の速度を低下させ、自らを移動させてから相手に着弾・暗殺するやり方を主に用いる。また必要だと判断すれば平然と人前で対象を銃撃するどころか、周囲の人間を巻き込むことも厭わない冷酷さ・非道さを見せる。ルルの不自然な言動から、ハウラーに何か命令されていることがあると感付くなど、高い観察眼・推理力も持ち合わせる。
ルルとバディを組んで行動しているが、ボビーにとってはあくまでビジネスパートナーでしかいようで、ルルから養子になりたいと懇願されても断っている。
スタンド「グローリー・デイズ」
ボビー・ジーンが撃つ弾丸の速度を操る能力。詳細は個別記事へ。
作中での活躍
ジョディオらがHOWLER社のDEED原本に接触した後、土地登記所をルルと共に訪れ、誰が接触したのか確認しようと試みる。ルルが負傷し、閲覧者がスタンド使いだと判明した後は登記所を後にし、彼女の判断で病院を訪れる。
病院では、ルルが閲覧者の正体に気付き、またハウラーから始末許可が下りたため、ジョディオチームを始末すべく動き出す。まずエレベーター内でパコを銃撃し無力化した後ジョディオを狙うが、ノーヴェンバー・レインで弾丸を防がれる。一筋縄ではいかないことを察したボビーは、民間人の犠牲も躊躇しない方針に切り替え、ルルの助言もありジョディオ一人を追い詰めていく。
病院のトイレまでジョディオを追い込み、さらにバグス・グルーヴの協力もあって抵抗不能状態まで追い詰めたボビーだったが、この時ジョディオがポケットに手を入れるそぶりをするのを目撃する。事前にルルから価値のあるものを引き寄せる溶岩の話を聞いていたボビーは、ジョディオに溶岩を渡すよう取引を持ち掛ける。
しかしそれがボビーに隙を作ってしまった。実は、直前までの攻防でボビーの銃弾を防いでいたノーヴェンバー・レインの水滴が天井に飛び散っており、そのうちの一滴が落下してボビーの頭部を貫き、敗北・死亡した。ジョディオがポケットに手を入れた動作はブラフであり、実際に溶岩は持っていなかった。
ルルはハウラーから連絡を受けた際に、溶岩の回収はボビーではなくルル自身が行うよう指示されていたが、ボビーに伝えてしまっていた。ハウラーがボビーの性格を知っていての指示だったのかは不明だが、結果としてその指示は正しかったということになる。なお、このボビー・ジーンの死亡は、作中でジョディオが行った初めての殺人となった。