オレが子供の頃に一度起こった・・・
動きが似てる・・・
あれは突然「カネの流れのシステムが変わる」・・・
まさか!ウソだろ・・・!
概要
漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第9部『The JOJOLands』に登場するキャラクター。
作中で主人公達と敵対することとなるHOWLER社のCEOであり、物語のキーアイテムである溶岩が採取された火山帯の土地を所有している。
容姿
リーゼントのような金髪と特徴的な顎髭がトレードマークの白人男性で、年齢は42歳。
服装は作中舞台のハワイらしく半袖短パンと涼しげであり、フーゴのような穴の空いたアームカバーとハイソックスを履いている。
また、お腹の辺りには自社のエンブレム(小文字のHの形をした吠える狼)がある他、大文字のHが連なって出来たネックレスを着けているなど、随所でHOWLER社のボスであることがアピールされているデザインとなっている。
人物像
性格は非常に傲慢かつ好色家なナルシスト。
平気で人を見下すような発言をしたり、環境保護の名目で不正行為を行ったり、そのことを銀行員に指摘された際には「悪党に関してはオレと同等なくせにッ!!」と開き直るなど、下衆な一面が随所で見て取れる。
さらに金への執着が激しく、自家用ジェット機で美女を侍らせて遊んだり、自分専用の入国ゲートを構えたり、空港からのピックアップには高級車しか使わないなど、典型的な成金と言った描写が多い。
まさに作中のテーマでもある「大富豪」そのものであり、事実先述の美女たちに利尻昆布を与えていた際には「北海道を丸ごと買ってやる」とまで言っていた。
総資産500億ドルの大会社をまとめ上げていることから、相当な経営手腕やカリスマ性があると思われるが(とはいえ後述する生い立ちから詳しくは不明)、ジョジョの敵キャラの例に漏れず自身が破産することを伝えられると途端に取り乱したり、事態の唐突さに戸惑ったりするといった様子が描写されている。
また、作中のキーアイテムでもある溶岩について何か知っているような素振りがある。ただ、その効果や使い方を完全に熟知しているのかは不明。
生い立ち
ハウラー自身の過去は未だ明らかとなっていないが、ハウラー家の六代目家長であること、幼い頃に溶岩の力を体験したこと、彼の先祖(正確には五代前の祖父)は元々「ラトラート」という姓で、イタリア人の漁師だったことが判明している。つまり国籍的にはイタリア系アメリカ人。
HOLWER社が設立されたのは1960年代なので、彼の年齢を考えるとハウラーは裕福な家庭で生まれ育ち、ある時期に祖父もしくは父親から遺産とHOWLER社を受け継ぎ、現在のような大富豪になったと推測される。
ただ、メインバンクの銀行員から「田舎者」と陰口を叩かれる描写があるため、HOWLER社が元から総資産500億ドルの大企業だったのか、それとも彼の代でここまで育て上げたのかは不明。
スタンド
岩のような質感をした人型のヴィジョンを持つスタンド。
初登場時は地面から這い出るような体勢で出現していたが、名称や詳細な能力は今のところ不明。
活躍
第17話にて初登場。
自家用ジェット機で北海道旅行から帰ってきたところであり、CAに利尻昆布のダシに漬けたグリーンピースを与えるなど、金を贅沢に使ったマニアックな遊び方をしていた。
しかし、ハワイ到着後の空港にて、メインバンクのドルフィン銀行からフアラライ山の土地が州政府に差し押さえられたこと、そこでの不正が発覚すれば逮捕される可能性が高いので、金を回収できなくなる前に融資の全額返済を求める旨を伝えられると一転。初登場にも関わらずいきなり絶頂から叩き落とされピンチに陥った。
その異常なカネの流れの変動から、この事態の裏には溶岩があることを察知。
すぐさまハワイ州土地登記所にあるDEED原本を守らせていた部下に電話し、DEEDに触れた者を始末し溶岩を回収するよう指令を下した。(なお、この際ボビー・ジーンにだけは溶岩のことを伝えていない)
余談
- 名前の「アッカ」はイタリア語でHという意味。
- 現段階で敵対している組織の社長という肩書きから、第9部のラスボスではないかと話題になったアッカ・ハウラーだが、本当にラスボスだとするのならディオ・ブランドーやプッチ神父、ヴァレンタイン大統領などと同じ、かなり早期に登場したラスボスとなる(大統領は第7部第25話、プッチ神父は第6部第33話(スタンドだけなら17話で登場した)、ディオに関しては第1部第1話から登場している)。
関連タグ
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