概要
『イナズマイレブンGO』に登場する林属性のシュート技。
主な使用者は真帆路正。
緑の人魂がボールに集い、消えたり現れたりを繰り返しながら螺旋を描くように飛んでいく
……とだけ聞けば他の必殺シュートと特に変わらないのだが、このシュートは一度放たれればあらゆるブロック技やキーパー技をすり抜けてゴールしてしまうという特徴を持っている。(なおゴールネットはどういうわけかすり抜けない。)
雷門と試合するまでこのシュートの成功率は100%だったとされており、まさに「防御不可能」であった。イナイレシリーズのアニメでも最強候補のシュート技の1つに数えられる。
幻影学園戦では雷門もこのシュートに大苦戦を強いられる。真帆路とかつて親友だった天城はビバ!万里の長城で積極的にシュートブロックに入るも、マボロシショットにあっさりとすり抜けられてしまう。
そしてそのまま三国のフェンス・オブ・ガイアもすり抜けられてしまい失点。このパターンの失点が重なり、真帆路にハットトリックを決められてしまうことになる。
しかし試合の終わりがけ、スタジアムの穴に気がついた雷門が猛攻により逆転に成功。
真帆路は同点に追い着こうと攻め上がるが、香坂の話により真帆路に何があったのかを知った天城が彼を全力で止めに入る。
怒りを露わにした真帆路はこの試合4発目のマボロシショットを放つが、天城がシュートブロックに繰り出したのは新技となるアトランティスウォール。マボロシショットはこの技をすり抜けることができず天城の前に止まったのだった。
この際にマボロシショットが消えたり現れたりを繰り返しながら、アトランティスウォールの障壁に対し3度ほどぶつかる様子が描かれており、「どういう原理の技なのか」「なぜアトランティスウォールはすり抜けられなかったのか」など視聴者からは様々な疑問やそれに対する推測が交うこととなった。
『GO3』ではレジスタンスジャパン戦で再登場した真帆路が使用。サッカー初心者の井吹に止められるわけもなく、彼をすり抜けゴールに突き刺さった。
ゲーム版では中威力のシュート技に設定されており、当然ながらゲームバランスが崩壊しかねないためすり抜け性能は持っていない。