概要
暗黒ドリラーを影で操る天才科学者で、地球破壊と人類滅亡を目論んでいる。
家庭版グレートの『シナリオドリラー』で初登場。第4話の冒頭でゼット博士の口から素性が語られる(ここまでゼットはマンホールの現在を知らなかった)。
かつてはゼットと同じドリル工学を研究していた良きライバルで、偶然にも2人は同時期にドリルに関する理論を発表。しかし普段の破天荒な言動が災いしてか、マスコミ達からマンホールがゼットの理論を盗用したと酷くバッシングを受け、ゼットの疑惑否定も虚しくマンホールは姿を消した。
それ以来人類を愚かな存在だと思い込み、グレートでは暗黒ドリラーに世界中でブロックを溢れさせ、金色のドリストーンを集めさせて巨大な自走ドリルを制作。地球のコアで爆発させて地上全体に大噴火を起こそうとしたが、TV電話の逆探知で居場所を割り出され、基地にたどり着いたススムによって地球破壊ドリルに潜入され、自爆スイッチを押されたことで計画は失敗に終わる。
続編のドリルランド及びNintendo SwitchとSteamの移植版『アンコール』ではフルイード・カレハテールと名乗り、地下深くにテーマパーク「ドリルランド」を建造。ススム達ドリラーチーム一行が5つのアトラクションをクリアした後本性を現す。彼がドリルランドを建造した本当の目的は、真下にある地殻プレートを「デラックス地球破壊ドリル」で力を加えて大地震を起こし、地上に甚大な被害を出しつつススム達に復讐を果たすことだった。
ススムに追い詰められるとドリルを自動操縦に切り替えて逃走。解除は自爆させる事でしか出来ないと思われたが、動力源である巨大電池の+と-を逆にされ、あと一歩のところで野望を阻止された。
その後の動向は不明。
代表的な発明品
地球破壊ドリル
「グレート」に登場。500mに到達する前にドリルに追いつかなければならず、ブロックは2色と×ブロックのみで一見するとあまり掘らなくても良さそうに見えるがブロックの連鎖の発生率が仇となって思うように進めない。
DX地球破壊ドリル
「ドリルランド」及び移植版「アンコール」に登場。前作のラストと同じくDX地球破壊ドリルに追いつき、中に入る必要があるがドリストーンは無く、ドリルとの距離が100m開くと失敗する。
また、一度追いついても外殻を捨てて逃げ出すため二度追いつかなければドリルの中に入れない。
なお、この最終ステージは各アトラクションの新たなレベルを全てクリアすることで「マンホール博士の逆襲」というアトラクションとして再挑戦でき、クリアすると新たなレベルが解放される。
マドリョリル
DSの「ドリルスピリッツ」のプレッシャーモードに登場するススムに似た形の兵器。
三つの砲台を持ち、ランダムにブロックを×、ホワイト、クリスタルのいずれかに変えるがパワーカプセルでチャージした「ドリル魂」を攻撃中の砲台に当てることでダメージを与えられる。
なお、マドリョリルに追いつかれると残りのライフ数に関わらずゲームオーバーとなる。
「START」のアイコンとゲームオーバー時の画面にマンホール博士が登場する事から恐らくこれも彼が造ったと見られる。