「大きな背中を見て育った」
「それでも、父は私の誇りです!たとえどのような道を歩んだのだとしても!」
「領地経営とか私には無理だぁ!」
「ですがっ、私だって愛されたいんです! リーシア様とかティア殿の感じが羨ましいんです!」
プロフィール
フルネーム | ミオ・カーマイン |
---|---|
肩書 | フリードニア王国国防陸軍兵(文庫12巻~) |
異名 | 獅子の娘 |
出身 | エルフリーデン王国 |
生年月日 | 不明(ソーマより少し年上) |
種族 | 獅子の獣人族 |
性別 | 女性 |
初登場話 | 文庫9巻第7章 諸国の動静 |
CV | なし |
概要
ゲオルグ・カーマインの娘。武器は双剣。戦闘能力は高い。
ただし、歌は下手で、大声なのに調子っぱずれ。
全体主義で規律にうるさい士官学校の校歌斉唱で、口パクを許された数少ない者の一人。
領地経営も苦手だった。
唯才令でパルナム城に来たアイーシャのように、最初凛々しい女傑という印象が、王国の変貌と領地経営でボロが出るなど、印象が大きく変わる。
対人関係
家族
夫。フリードニア王国財務大臣。
父。
カーマイン夫人
母。
その他
元アミドニア公国公子で、フリードニア王国軍師。コルベールの友人。
大虎ケイオス戦争では、ルナリア正教皇国を国境線に軍を配備時、ユリウスの副将として補佐する。
ティア・ラスタニア
元ラスタニア王国王女。
グレイヴ・マグナ
ゲオルグの部下。
オーエン・ジャバナ
ソーマの教育係兼武術師範代。
フリードニア王国第一正妃。元エルフリーデン王国王女で、ゲオルグの弟子の1人。面識はなかったが、王国帰国時に会う。
活躍・経歴
過去
- 文庫12巻第1章 獅子の娘
- 大陸暦1545年6月
エルフリーデン王国軍とアミドニア公国軍の武力衝突の際
アミドニア側のユリウス、コルベールと対面する。
- 大陸暦1546年
父であるゲオルグが反乱を起こす直前、母と共に縁を切られた。
父を止めようとしたが、不意打ちを喰らって意識を失い、気付いたときは国外へと出ていた。
ただし、ゲオルグが反乱を起こした理由までは知らなかった。
現実主義勇者の大国建造記
- 文庫9巻第7章
- 大陸暦1547年
オーエンとヘルマン率いるフリードニア王国軍が傭兵国家ゼムへの対処で、王国西部国境線で警戒していた中、ギムバール・ド・ゼムからの親書を王国軍に届けに来た。しかし、オーエンの呼び止めにも振り返ることなく、ゼムへ戻った。
親書の内容はフリードニア王国国王ソーマを武術大会に招待するもので、傭兵を信用しないソーマからすれば断るつもりだったが、使者がミオであることが問題だと捉えていた。
ミオが何を考えているのか不明なので、もし武術大会でミオが優勝した場合、国王になって傭兵国家ゼムがフリードニア王国の敵対国家となる可能性も考えて、ソーマはゼムに行くことになった(他にも帝国との会談もあった)。
- 文庫12巻
- 大陸暦1548年
ブラン・ゼム城に来たソーマ一行の案内役を務める。
その最中、アイーシャと手合わせする。
また、コルベールと再会する。
武術大会で優勝し、ミオ自身の望みは
ゲオルグがなぜ反乱を起こしたのか、フリードニア王国へ再調査して欲しいという望みだった。
それに対し、ソーマはカゲトラに勝利できたなら叶えるという約束をした。
カゲトラとの戦いで、カゲトラの正体を知る。そして戦いに勝利し、舞台上で涙を流した。
その後はソーマに同行し、帝国皇女のマリアと王国国王ソーマの会談に参加する。
エルフリーデン王国とアミドニア公国が合併したことでさえ驚いたのに
フリードニア王国とグラン・ケイオス帝国が(上層部同士)友好関係など
突拍子もないことがよく起こる王国に何が起きたのかと疑問に思い、酒で酔い潰れていた。
王国帰国後はゲオルグ・カーマインの名誉が回復され、カーマイン家も再興され故郷のランデルとその周辺の領地を与えられた。
貴族地位としては中流騎士として復活し、騎士は全て国防軍所属となるので、国防陸軍で働くことになった。
しかし苦手分野の領地運営に苦戦していた為、ソーマにお願いしてコルベールを派遣させる。
そしてここからコルベールに求婚する。
- 文庫14巻第10章
- 大陸暦1549年
ユリウスの助言でコルベールと婚約する
現実主義勇者の帝国建立記
- 文庫16巻第8章
- 大陸暦1552年
海洋同盟が帝国加勢時、国防陸軍主体で軍を動かすということもあり、
陸軍の将兵たちに顔が利くミオが招聘され、ユリウスの副将として付けられた。
- 《世界解明の章》第二話『華やかなる宴の陰で(前編)』
- 大陸暦1553年
遂にコルベールと結婚する。
- 《英雄挽歌の章》第十五話『誰がために戦う』
- 大陸暦1554年3月
世界大戦ではアミドニア戦線に参加する。宝珠放送に映ったメアリとソージからの問いにより、ルナリア正教皇国軍が崩壊した時は、アン捕獲に乗り出す。しかし、ロンバルトやヨミ達大虎帝国軍により阻止され、ルナリア正教皇国軍は撤退する。残った大虎帝国軍はロンバルトの申し出で降伏し、彼らを捕縛する。
イチハの姉であるヨミを決して粗略には扱わないよう、グレイヴにお願いすると伝える。
登場話
作中日時 | 収録巻・出典 | エピソード名 | 出来事 |
---|---|---|---|
大陸暦1547年 | |||
11月某日 | 文庫9巻第7章 | 諸国の動静 | |
大陸暦1548年 | |||
8月 | 文庫12巻第1章 | 獅子の娘 | |
9月 | 文庫12巻第4章 | ミオ | |
9月 | 文庫12巻第5章 | 大武術大会 | |
9月 | 文庫12巻第6章 | 剣を交えて | |
9月 | 文庫12巻第7章 | 初対面 | ソーマとマリアが直接会談する |
9月 | 文庫12巻第8章 | 直接会談 | |
9月 | 文庫12巻第9章 | 忠臣の墓前にて | |
12月 | 文庫12巻章末話 | 穏やかな王国と不穏な島 | |
大陸暦1549年 | |||
1月 | 文庫12巻幕間話1 | 獅子は獲物を狙う | |
9月 | 文庫14巻第10章 | 再会する者たち | コルベールと婚約する |
大陸暦1552年 | |||
8月上旬 | 文庫16巻第8章 | 海洋同盟の本気 | 海洋同盟の武力介入 |
大陸暦1553年 | |||
1月下旬 | 《世界解明の章》第二話 | 『華やかなる宴の陰で(前編)』 | 合同結婚式 |