CV:後藤ヒロキ
人物像
メイン職業:武闘家(モンク)/サブ職業:鍛冶屋
アキバ三大生産系ギルドの中でも最大の生産系ギルド〈海洋機構〉の総支配人(ギルドマスター)であるヒューマンの男性。「豪腕」の異名を持ち、親方然とした豪快な性格と屈強な肉体を持つ巨漢鍛冶屋。
にゃん太の発見した「手料理法」を巡る騒動において、シロエの策とヘンリエッタの話術に引っかかる形で〈円卓会議〉設立のためのギルド会館購入資金の出資させられてしまったが、その利益性や重要性にいち早く気が付き、ギルドをあげてシロエの支援に回るなど、腹芸は苦手だが人を見る目や度量をきちんと持ち合わせる好人物。〈海洋機構〉ほどの大規模ギルドが特に目立ったトラブルも無く運用されているのもそんな彼の人間力ゆえんである。
〈円卓会議〉設立後は11ギルドマスターの一人として、生産系ギルド代表兼副議長の立場に就いており、何かと遠出することの多いシロエやクラスティに代わってよく後方で〈大地人〉との折衝・交渉を行っている。
彼の治める〈海洋機構〉は元々は職人系の生産職プレイヤー同士が相互に素材を融通し合うためのギルドであり、5月の〈大災害〉直後でも約2500人という規模を持っていたが、実体化した〈エルダー・テイル〉では生産職を習得して相応のレベルさえ持っていれば工夫次第で様々な生産物や技術を自分で生み出すことができるため、〈円卓会議〉が結成してアキバの街の治安が落ち着いてからはものづくり精神に目覚めてしまったプレイヤー達が続々と加入し、現在では約5000人という大手メーカーレベルにまで成長。
蒸気機関といった現実世界の技術の再現や、同じくアキバ三大生産系ギルドの研究系生産ギルド〈ロデリック商会〉及び流通系生産ギルド〈第8商店街〉と共同で新技術の開発や発明を日夜行っている他、街の瓦礫の撤去や廃墟のリフォームといった土木工事も行い、アキバの街の居住環境の改善に勤しんでいる。
課金制ゲーム『ログ・ホライズン新たなる冒険の大地』では蒸気船〈オキュペテー〉でダルデ公(アニメ1stシーズンで彼と夕餐会をしていた)が治める〈モガミ〉(山形付近)まで赴き海上輸送の拠点として交易の足を伸ばそうとするも、現地のレイドモンスター〈収奪の巨人〉鬼王の被害で難航し偶発的に〈妖精の輪〉により転移した主人公一行に依頼。
討伐後は蒸気船で〈アキバ〉へと乗せて貰えるも、サファギン退治も追加依頼している。
また、〈度量の典災〉バグリスと戦いセイネやタロらと即席のレイドチームで対応し攻略している。
装備
- 〈猛る大地のハンマー〉
単眼の巨人との鍛冶5番勝負クエストの褒賞として入手できる〈秘宝級〉装備。武器としても使えるが、鍛冶に用いれば、制作中のアイテムの耐久度を高めることが出来る。
- 〈職人の前掛け〉
鍛冶屋が身につけることができる防具。戦闘ではほとんど役に立たないが、作成するアイテムに能力値ボーナスを付与する効果がある。ただし、上半身防具なので、着用時には注意が必要。
- 〈鍛冶屋七つ道具〉
鍛冶屋が生産を行なう場合のキーアイテム。全ての鍛冶屋にとって必須アイテムであり、全レベル帯にわたっての必需品。冒険者によっては専用の工具箱をしつらえるものもいる。