概要
MHF-G1で新たに実装された牙獣種モンスター。別名は爆狼(ばくろう)。
燃えるような真紅の毛並が特徴で、オルガロンと酷似した容姿をしている。
生態
その正体は、伴侶であるノノ・オルガロンを失い、長い間単独で生き抜くことで変異を遂げたカム・オルガロンである(そのため、ミドガロンと呼ばれるモンスターは全て雄であり、雌のミドガロンは存在しない)。
通常のカム・オルガロンとは異なり単独行動を好むが、これは連携よりも単独で狩りを行ったほうが効率よく獲物を捕らえることができるという自身の強さに裏付けされているためだと言われている。また、通常のオルガロンとは異なり、特定の狩りルートを周回せず、不規則に狩場を変える習性があるとされ、オルガロンが出没しないような火山地域での目撃情報も上がっている(PVでハンターと戦闘しているのも火山である)。
ただし、繁殖行動にはノノ・オルガロンが必要であるため、繁殖期にはメスをめぐってカム・オルガロンと争う光景が見られるという。
身体機能
全身を覆う真紅の毛は耐火性に優れているとされ、これにより灼熱の火山でも活動が可能。また、通常のオルガロンとは異なり火属性に特化しているようで、口から巨大な火球を吐いて敵を攻撃することもある。
興奮すると口から黒い吐息が漏れ、目が金色に変色する。ミドガロンの瞳は動体との距離を把握することに特化しており、これにより驚異的な速度で動きながらも正確無比に攻撃を命中させることが可能な高い身体能力を支えていると考えられている。
変色する体毛が縞状に生えており、黒色・灰色・金色の三段階に変色する。戦闘能力で言うと灰色が通常の状態で、金色が怒り状態、黒色は金色で戦闘した後の疲弊状態に相当する。
灰色状態では雌雄のオルガロン両方の攻撃をメインに使用するが、金色状態になると爆発的な瞬発力を発揮し、ハンターの攻撃に反応して急速退避を行ったり、一瞬で標的に接近して圧縮した火球を炸裂させる等の攻撃を行う。その最高速度はハンターの目ですら追い切れず、瞬間移動したかのようにしか見えない。
しかしこの瞬発力も長時間発揮し続ける事はできず、時間経過で体毛が黒色に変化する。この状態ではほぼ動きすらせず、思い出したように目の前の敵を引っ掻く程度。そしてまた灰色に変色し、戦闘を再開する。
全体的に緩急の激しいモンスターで、当然”緩”の部分を突いて攻撃していく事になるが、G級も中盤に差し掛かろうかというところのモンスターであり、その攻撃力は凄まじく高い。”急”の間持ちこたえられるかどうかがカギになる。
武具
剣士用が「御神楽G」、ガンナー用が「里神楽G」という名称。エリアに一人しかいない場合に攻撃力が大幅に上昇する「一匹狼」というスキルが付与される。