プロフィール
概要
囚人番号634番でナンバープレートは4634。4舎10房の囚人。
褐色の肌の荒々しい容姿の囚人で天性に「人体発火」を引き起こす能力を持って生まれた特異体質者。
新年大会にて、最終決戦まで勝ち進んだ13舎のジューゴとハジメの前に犬士郎と共に立ちはだかる。
両目は過去になくしており、視覚は皆無であるがその一方で他の感覚が研ぎ澄まされているようである。
ジューゴとは過去に同じ刑務所に投獄されていたことがある。
傷の男について知っているらしく、ジューゴに首についている枷を寄越すよう迫る。
ジューゴに傷の男のことを問われた際に、自分に勝てたら教えてやると言い放ち炎を放つ。
このとき、ジューゴがその能力を覚醒させる。
この先ネタバレ注意
出生時から他の赤子より体温が高かったらしく、そんな彼の体温を母は「太陽のように暖かい」と言っていた。本人はこれが喜ばしかったらしいが、成長するうちに原因不明の発作的な症状に苦しむようになる。大学に入学した際人体発火を起こし、大やけどを負う。
大学に復帰した際エルフにより放火魔であるという根拠の無い噂を立てられ居場所をなくしていき、自分が何だか分からなくなるまで追い詰められる。その中で自分を愛してくれる父と母が唯一の支えであった。
が、エルフにより家を焼き払われ、放火魔としての冤罪を着せられ、刑務所に投獄される。
それからはエルフと傷の男に実験体とされ、日々酷使される。
エルフと傷の男に対する憎しみにより二人を殺そうとするが、その際傷の男に「もうお前に用は無い」と切り捨てられ右目を失う。
それから、ジューゴと同じ刑務所に投獄された際に覚醒したジューゴにより左目を斬られ、完全に失明する。
この因縁のため、新年大会の決勝戦にてジューゴと再会した際ジューゴに猛攻を仕掛ける。
ジューゴを次第に追い詰めていき、傷の男を追い求めるジューゴに首に付いている枷を寄越すよう迫る。
このときジューゴが能力を覚醒させる。覚醒したジューゴの攻撃は競技場を破壊するレベルにまで至り、この乱闘は南波刑務所を混乱に陥れる。
乱闘を止めるよう主任看守の犬士郎に命令されるが、背いたため犬士郎、猿門、キジ等により捕縛される。
新年大会の後、暴走したことにより地下牢獄に投獄される。その際、傷の男を追い求めている者同士、腹を割って話そうと無線でジューゴと対話する。
なおこのとき体内に発火能力を止めるチップを挿入されたため、能力は使えなくなっている。
今となっては荒々しい容姿をしているが、少年期は色白で金髪碧眼の美少年であった。
また、勤勉かつ生真面目な性格で、通訳者を目指していたため40ヶ国語を喋れるほど優秀な頭脳を持つ。