概要
フェイヨンのダンジョンに出現する、少女のゾンビのモンスター。
赤いキョンシー服にお札の貼られた帽子を被っている。
キョンシーであるためか体が固いらしく、移動時は足首だけで飛び跳ねるように動き、攻撃するときは腕全体を振り回すように殴りかかってくる。
外見どおりの不死種族であるため炎や聖属性に弱く、更にターンアンデッドが決まれば一撃で倒すことも可能。
生前はフェイヨンに暮らすそのまま「ムナック」という名の少女だったらしく、近所に住む「ボンゴン」という男の子とは恋仲だった模様。
しかし家庭の事情でボンゴンとは生き別れ、彼女はそのショックで体調を崩し、亡くなってしまった。
その後何者かの手でキョンシーとして蘇ったが、ボンゴンの事も含めて記憶を失い、ダンジョンを彷徨うだけの存在と化してしまった。
記憶を失ったものの、ボンゴンの事は今でも無意識に想い続けているようだが…現在でも二人はお互いのことを忘れたまま、再会を果たせずにダンジョンを彷徨っている。
……そんな設定の割には、ダンジョンには当たり前のように複数出現するが、ムナックというキョンシーがどれだけ存在するんだとか突っ込んではいけない。
同系統のモンスター
ボンゴン
概要にもある通り、生前はムナックと恋仲だった男の子。
青いキョンシー服を着ており、スカートではなくズボンを履いている。また、帽子のお札が若干破れている。
こちらも生き別れた際にショックで亡くなってしまい、やはりムナック同様、後に何者かの手でキョンシーとして蘇った。
しかし、こちらも記憶を失ってしまっているため、同じダンジョンにいながらムナックとの再開を果たせずにいるのが現状。
生前に拳法を学んでいたらしく、ムナックとは違い正拳突きで攻撃してくる。
ラグマスではスパイラルピアースで毎回スタンを狙ってくるため、狩りの対象としては少々不人気。
ヒェグン
茶色い服を着たボス相当のモンスター。
帽子のお札が脇にずれており、顔が完全に見えている。
キョンシーではあるが記憶を失っていないようで、
他のキョンシーが記憶の無い虚無の存在であることに寂しさを感じている。
その割には首を噛ませてとか若干物騒な台詞も平気で話すあたり、
彼もまた、紛れも無いキョンシーなのであろう。
ラグナロクマスターズにおいて
ROと同様、ボンゴン、ヒェグンと共にフェイヨンの洞窟に出現する。
需要の高い不死の心臓をよく落とすためそれ目当てに狩られる他、「宛先の無い手紙」をプレゼントすることでペットとして仲間にすることも可能。
道具屋のアルバイトをさせると効率が良くなるスキルを持つため、経験地ポーションが大量に欲しい場合などには重宝する。
純粋にかわいいから連れ歩くというプレイヤーも多く、現在のラグマスにおいても特に人気の高いペットと言える。