カーネーションとしての「ムーンダスト」
「 永遠の幸せを願う気持ちをムーンダストに込めて 」
品種改良によって1995年につくられた「青いカーネーション」。
花言葉は「永遠の幸福」。
公式サイト(サントリー。下記リンク参照)における「ムーンダスト」のブランドコンセプト紹介には
「月のように華麗な花びらが、永遠の幸福をもたらすようにとあなたとあなたの大切な人の人生を見守ります」とある。さらに、「幸せを願う青い花」とも提案されている。
またその花名の由来について「”月のようにやわらかな包容力のある花に”との思いを込めた名前です。月は豊穣、生産の象徴で、母性、やさしさ、包容力をあらわします」としている。
楽曲としての「ムーンダスト」
「 今宵も踊ろう 月まで届くよに 」
楽曲概要
同人サークルGET_IN_THE_RINGによる東方Project楽曲のアレンジ曲(参考:東方楽曲)。
「ムーンダスト」
作詞 | Jell |
編曲 | GCHM |
歌 | みぃ |
原曲※ | 楽曲登場作品である『東方永夜抄』での登場タイミング |
---|---|
懐かしき東方の血~Old World | 3面道中(同面ボス:上白沢慧音) |
エクステンドアッシュ~蓬莱人 | Extraステージ(同面ボス:藤原妹紅) |
プレインエイジア | 3面ボス(上白沢慧音テーマ曲) |
月まで届け、不死の煙 | Extraステージ(藤原妹紅テーマ曲) |
※原曲の作曲は全てZUNによる。
「ムーンダスト」は以上の4曲の要素を1曲分に複合させた編曲である。
また、花としての「ムーンダスト」に込められた意味でもある「月」や「永遠」性、包容力や生産といった要素は、楽曲としての「ムーンダスト」の背景にある妹紅と慧音の境遇や原作での関わり(『東方永夜抄』『東方儚月抄』)などにおいても深く関わっている要素であり、それぞれの意味が楽曲としての「ムーンダスト」にさらなる深みをもたらしている。
2014年11月の博麗神社秋季例大祭の企画である太鼓の達人に会場限定曲でありながら収録され、例大祭賞を受賞した楽曲でもある。
カラオケ配信
現在、JOYSOUNDにて配信中(曲番号:102603)。
- 対応機種
- JOYSOUND f1
- CROSSO
- HYperJoy WAVE
- Hyper Joy V2
アレンジ
ムーンダストのアレンジとして「remains~Another side of "moondust"」がある。こちらはピアノの旋律による静かな曲調のアレンジとなっている。
歌詞は「ムーダスト」と補完し合うような、あるいは別視点から描いたようなものとなっており、
「ムーンダスト」には無い歌詞部分も追加されていたりと、曲全体としても「ムーンダスト」と相互に補完し合うような仕組みの楽曲ともなっている。
主題歌
東方Project二次創作作品「東方逢縁譚」(全年齢向けノベルゲーム、フルボイス)の主題歌として用いられた。「東方逢縁譚」もまた慧音と妹紅の二人の物語を主軸とした作品である。
その他の楽曲との関連
「ムーンダスト」及び「remains~Another side of "moondust"」は慧音と妹紅の二人のテーマを組み合わせたいわゆる「もこけーね」にして「けねもこ」を想像させるものであるが、同サークルによる東方Projectの楽曲アレンジとして妹紅のもう一つの大きなカップリング体系である蓬莱山輝夜との「てるもこ」(「かぐもこ」)を思わせるようなアレンジもつくられている。
こちらは「竹取飛翔」(蓬莱山輝夜テーマ曲)と「月まで届け、不死の煙」の2曲を同時にアレンジした楽曲である「ハウリング」として結実している。
Pixivでは
Pixivにおいてもタグとして用いられており、その際はカーネーションとしての「ムーンダスト」と楽曲としての「ムーンダスト」の両方の意味でそれぞれ使用されている。
後者の意味合いでは曲におけるテーマ、メッセージなどもあって、上白沢慧音と藤原妹紅の二人の特に強い絆を描いた作品が多く見られる。シリアスなテーマに基づく作品も多い。
また、作品のタイトルが歌詞の一節となっているものもあり、歌詞そのものもまた作品に大きな影響を与えている。
関連イラスト
- カーネーション
- 楽曲
関連タグ
カーネーション
楽曲
東方Project 東方Project(二次創作) 東方楽曲 東方アレンジ
外部リンク
カーネーション
SUNTORY FLOWERS Moondust(サントリー)