概要
CV:久川綾
シーズン2まで
ミューニ王国第36代女王。
スターの母親。ほっぺのマークはダイヤ。
スターに次期女王になる為のスパルタ気味の英才教育を施していたが、当時のスターに聞く耳はなかったので「魔法のステッキ」を受け取った瞬間ミューニ城を火の海にしてしまった。王女としての精神形成をうながせるよう地球のロサンゼルスにあるエコークリークという都市に滞在させることにした。
夫のリバーと娘のスターがエキセントリックな性格をしているため常識的に見えるが、難渋する人たちへ貴金属を送り買収することに特に疑問を感じないあたり普通ではなかった。
本気を出す際には青を基調にした蛾の怪物に変身し、身動きを封じたり剣戟もできる光を両手から放つことが出来る。
娘の地球滞在中、その娘に
・魔法のステッキの破壊(復元されたものの宝石が半分に割れてしまった)
・代々伝わる魔法の本を奪われる
というとんでもない不祥事を起こされてしまい事態の収拾を秘密裏に図るが、王女をたたえる歌を請け負った宮廷楽師にスターがありのままを歌って欲しいと言ったばかりに懸案をすべて歌でばらされてしまった。
歴代女王の功業を編み込んだタペストリーがあり、ムーンはかつてトフィーと敵対していたことが映し出されていた。
魔法のステッキの割れた半分の宝石に憑依したトフィーにそそのかされたルードはスターから魔法の本を奪い去るが、ルードが魔法の習得の為に杖を使ううちに徐々に彼の思考を乗っ取り始める。
怪物神殿で魔法委員会と共にルードを取り押さえるムーンは、そこで死亡したと思われていたトフィーの存在に気づく。
魔法のステッキにより増幅された力で魔法委員会のメンバーから魂を吸収するトフィーに立ち向かう手段はなく、先代からの因縁が再燃する事態の中でシーズン2は終了した。
シーズン3
即位直後のムーン
即位間もない頃、母を殺害したトフィーたちの再生能力やトフィー自体の戦闘力に対処する方法の無かったムーンは、一時的に封印を解いたイクリプサと取引をし命を消し去る呪いの魔法を授かった。
その魔法によってトフィーの再生能力を超える(殺害することが出来る)ことをやってみせ、トフィーを退けることで彼女の王位を盤石にした。しかし呪いの侵食によって恐るべき魔女であることを知ったムーンは魔法委員会の意向に従い、約束を反故にしてイクリプサを再封印した。
スターを連れ帰ってから
魔法委員会のメンバーがすべてトフィーに魂を抜き取られてしまったため、限られた者だけが知る魔法の泉にて彼らを再生するまで身を隠そうとする。しかし積極策を推奨するスターは筋肉ガエルの元へ赴き、ムーンを置いてバタフライ城への潜入を図る。モンスターである彼に対し、当初(雨期の家は床が泥にまみれ、さらに保湿のためナメクジを飼育しているとはいえ)差別的な見方をしていたが、対話を通し怪物に対してもある程度態度を軟化させた。
次元切りバサミを使ってミューニにやってきたマルコと、ムーンがいなくなったことでやけくその宴会をしていたリバーらはルードの急襲によって投獄されていた。リバーはルードの魔法で吹き飛ばされ行方不明になってしまうが、投獄されていたマルコを筋肉ガエルと共に助け出し、スターと合流を図る。
そのスターは、杖による囁きに自我を浸食されていることを恐れたルードに「方法がある」と言い、囁きの呪文によってもろともに自爆した。スターは宝石に取り込まれながら生存していたが、トフィーがルードの自我を乗っ取りスターを人質にして、かつてムーンに消し飛ばされスターが記憶の空間で回収した自らの中指を求めた。スターの復元と引き換えに中指をトフィーに返すムーン。肉体を手に入れ復元したトフィーに対してスターをどこへやったのか問い詰める一同に
「死んだよ」
と炭化した宝石の屑を掌からこぼして言い放つトフィー。
怒りに震えたムーンはかつてトフィーの指を消し飛ばした魔法を心臓に打ち込もうとするが、宝石の無くなったステッキに力はなく何も起こらなかった。直後マルコの正拳突きがトフィーの胸を貫いたが、腕先からでも体全体を再生できるリザードマンの再生力の前には無力だった。煩わしいと言わんばかりにムーンを生き埋めにし立ち去るトフィー。
自分の母親どころが娘まで同じ相手に殺害されたムーンは、炭化した宝石の破片を掻き集め魔法の泉でスターを再生することに望みを託すしかなかった。
関連タグ
親記事 悪魔バスター★スター・バタフライ
表記揺れ 悪魔バスター☆スター・バタフライ Star_vs_the_Forces_of_Evil svtfoe
スター・バタフライ(娘)
リバー・バタフライ(夫)
コメット・バタフライ(母親 彼女の死によって女王にならざるを得なかった)
イクリプサ・バタフライ(かつて取引をした)