CV:吉野貴大
概要
『悪魔バスター★スター・バタフライ』に登場するキャラクター。
愛称はトム。
かつてスターと付き合っていたがスターに対して未練を持っており、馬車に乗り付けてスターを「赤い月ダンスパーティー」に誘おうとした。
ちょっとしたことですぐ怒りをあらわにするため、カウンセラーによる動物セラピーや自己暗示を受けている。しかし「赤い月ダンスパーティー」ではダンスパートナーを変装したマルコに奪われたあげく、”赤い月に選ばれた2人は永遠の愛で結ばれる”という目論見も外れてしまったためマルコのことを激しく憎んでいる。
マルコに対する復讐、
マルコにマッキー・ハンズの映画チケットをえさに自宅に招待するも、内心でマルコを欺いていたことに気づかれ激怒される。マルコを傷つけてしまったことに気づき、今まで自分が悪いと思ったことのないトムが詫びの気持ちを感じた瞬間だった。
ちなみにトムはマッキー・ハンズのファンではなかったが、5人組アーティスト「ラブ・センテンス」のファンでなおかつお気に入りの曲が「Too Little Too Late」だという、マルコと同じ嗜好を持っていたことがわかり、それ以降共通の趣味をもつ友達として接するようになる。
また、マルコには煽られてすぐ反撃するのでなく頭を使って反撃することを教わったことで、それ以降かんしゃくを起こすことが減った。
作中でのトムは眷属はいるものの友達といる描写がなく、マルコが初めての同世代の友達である。
ちなみにtomcoというカップリング(ブロマンス)は、公式がわざわざこの回の為にイラストを作成するくらいには“推し”であることが窺える。
そして親友へ
スターとマルコの間柄に対し気後れしていたが、スターに「マルコはジャッキーと付き合ってるし自分に対してその気がない」ことを言われたことでスターと寄りを戻す。
後にメテオラの襲撃に際してマルコの元でメテオラ討伐の為の任務に当たる。
メテオラの力はすさまじく、当初の作戦が挫かれほとぼりが冷めるのを待つことくらいしか策も思いつかない状態の中、マルコを激励し新しい作戦を引き出す。仲間が次々に魂を抜き取られていく窮地に陥った中で、スターの時間稼ぎをしようとするマルコに自分の親友だから早まったことをしないよう説得するが、直後スターとキスしたことを暴露される。単身メテオラに挑むマルコをかばうものの、トムに蓄積された魂を無限に吸収し自身の力に変えるメテオラには逆効果で、マルコへの復讐を果たしたメテオラの一瞬の隙を突いて亡骸を回収することしかできなかった。
能力・体質
Licitorという姓、炎を操り地割れを起こすという能力から、煉獄をモチーフにしたキャラクターと言える。
父親が人間のミューニ人に対して母親一族が悪魔であり、とりわけ母親は3つ目・角・赤い肌というトムの形質遺伝は母方のほうが強かったことがわかる。なお母親は天井に届くほどの巨人で、家族しか何をしゃべっているか分からないが、この時のしゃべり方はトムが炎や地割れを呼び起こしたり特殊な魔法を使う時の呪文の詠唱に似ている。
トムの怒りの原因の一つとしてたくさんの邪悪な魂がトムに宿っており、その怨念に突き動かされるように怒りに支配される体質があったので、儀式によって魂を取り出そうとするがあまりに苦労に見合わない成果だったので一度きりになった。
関連項目
スター・バタフライ(元カノ)(今カノ)
マルコ・ディアス(仇敵)(親友)