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メイファ・ギルボード

めいふぁぎるぼーど

【メイファ・ギルボード】とは、松浦まさふみ作「機動戦士ガンダム ―IN UC.0099 ムーンクライシス-」に登場するキャラである。

概要編集

ムーンクライシスのヒロイン。

ネオ・ジオンに所属する紅茶色の髪に藍色の瞳を持つ少女で、気品溢れる容姿をしている。 ある事件に遭遇したが、連邦に所属している兵士「タクナ・アンダースン」によって保護された。


関連タグ編集

松浦まさふみ

ムーンクライシス
















正体

ジオン高官の娘「メイファ・ギルボード」を名乗っているがそれは世を忍ぶための仮の名前で、本来の名前は「ミネバ・ラオ・ザビ」。

自分が狙われたことで同盟者であるタウ・リンの月破壊計画の企みに気付き、タクナ達に情報を教えると、スパイとして潜伏していた空母ベクトラの甲板長の導きにより、MSを操縦してベクトラを脱出した。


ミネバとしてネオ・ジオン兵に撤退を呼びかけ、自分は責任を取り死のうとしたが、ネオ・ジオンのリーダーであるハウエルから自分が記憶を移植されたミネバのクローンと知らされ、自分を追いかけてきたタクナに救われ、共にタウ・リンを倒す。

最後はタクナと共に地球に降り、ミネバではなくメイファ・ギルボードとして彼と共に生きることになった。この時、ベクトラのクルーたちに堂々と見送られており、対外的にも「何も知らされていなかったミネバの影武者」としておとがめはなかった模様(スペースノイド嫌いのゴールドマン大統領も劇中「年端もいかない少女に責任を負わせてはならない(要約)」と発言している)。


なお、彼女が本当にミネバのクローンだったのかははっきりしていない。ハウエルの最期の言葉から、クローンというのは彼女をジオンのしがらみから解き放つための嘘(つまり、クローンではないミネバ本人)と思われるが、松浦氏は明言は避けている。

また、松浦氏の世界観でのクローンは「自殺遺伝子」が組み込まれて、年齢とかのトリガーで発動、がん細胞が増殖して死亡するという設定であるが、メイファは少なくてもその後宇宙世紀107年の機動戦士ガンダムReonの時点では生きているとのこと(参照)。


さらには、現在の公式設定では外伝作品等で『ミネバとされる人物』全員が『ミネバの影武者の1人』の扱いとなっているため、無理に公式と矛盾しないようにするならやっぱりクローンということになるのだが……?


いずれにせよ、彼女がタクナのそばで幸せな人生を送れたことを願うばかりである。


関連タグ(ネタバレ)

ミネバ・ラオ・ザビ


オードリー・バーン ミネバ・アーシタ……それぞれ別の世界線でのミネバ。ただし、後者はメイファ同様現在では非公式扱い。

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