概要![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
ムズーリの妻でバニカの母親。旧姓はグラスレッドであることからグミナの子孫にあたる人物。
元々ベルゼニア帝国と国交がなかったエルフェゴート国宰相の娘。
彼女に一目惚れしたムズーリが様々な障害を乗り越えながらアプローチをかけ続け、その結果めでたく夫婦となる。
元々は聡明で美しくほっそりとした女性だったが、バニカの誕生会でムズーリの勧めでバエムを食べたことでグーラ病にかかり、生き延びるためとはいえ食べ続けたことで肥えていく自分の姿に耐えられなくなり、食べ続ける必要が無かったバニカに無理矢理食べ物を食べさせるなどの攻撃的な性格に変わり果てる。
約束の期限まであと二ヶ月という前に領地に大飢饉が発生し、食料が無くなった屋敷を彷徨っていたところで使用人の死体を見つけ食べようとしたため、その行為だけは許せなかったムズーリにより娘の目の前で殺されてしまった。
なお、表向きの死因は心臓病で亡くなったことにされている。
メグルがバニカにした虐待が「残したら、怒られちゃうもの」に繋がるほど彼女の心の傷になってしまった。