概要
巨人に対する情熱の過剰さゆえに暴走してしまいがちなハンジの傍に常に付き添い
「分隊長!生き急ぎすぎです!」
「あんた本当に死にますよ!!」
などの名言で度々諌めてきた副官的存在のモブリット。
ソニー&ビーンの生体実験時、およびその後のハンジの乱心時、旧調査兵団本部でのエレンの実験時、女型の巨人捕獲作戦時、壁修復に向かう道中など常にハンジの登場するコマの片隅に登場してきた。
8巻34話において、モブリットは激昂するハンジを止めるため普段の「分隊長」呼びではなく「ハンジさん」と呼び、ハンジは「怖いなあ……」とモブリットの前で震えていた。
11巻45話では、自分も深手を負った状態であるというのにモブリットは、意識不明となっているハンジを心配そうに見つめていた。
アニメでは超大型巨人の正体判明後に重症のままラガコ村の調査に行こうとするハンジを咎め、彼が代役を名乗り出ている。(そのためコニー両親の肖像画のくだりも彼のセリフに変更されている)
これらの事から二人の関係性が窺える。
そして、伝説の13巻52話でモブリットはハンジがジェル・サネスに胸倉を掴まれた際に、サネスの腕を掴んで制止した。いつもハンジの後ろにいたモブリットが恐らく初めてハンジより前に出た場面でもあり、マイナー扱いであったモブハンが広く知れ渡るきっかけともなった。
また、この話でモブリットのフルネームが発覚した。
その後もフレーゲルの「上を見ろマヌケ!」の合図で2人が仲良く中央憲兵を撃破し「分隊長!ワイルドすぎます!」と叫ぶシーンも見られるなど、王政編は宝の山だったりする。
そして21巻のシガンシナ奪還戦にて、モブリットは殉職。超大型巨人の爆風からハンジを守るため井戸に突き落とし、地上に残された彼は跡形もなく消えた。
巨人化の注射を巡る争いの際、ハンジは悲痛な面持ちで「私も生き返らせたい人がいる」「調査兵団に入った時から別れの日々だ」とその時の事を思い返している。
この悲しき最期が究極のモブハンを飾ることとなった。
名称
モブリットは前述したとおり、インパクトある発言とコメディリリーフ的役回りによってハンジの部下くんなどの呼称で親しまれていたが、9巻37話で突如モブリットという名前が判明した。
それ故、名前判明以前にはモブリット×ハンジと同内容のカップリングを示すタグとして部下ハンが用いられている。
また、モブという単語の解釈としてはモブキャラクターの方がモブリットよりも知名度をはるかに凌駕していること(モブ姦など)、ハンジ同様にハンが略語となるキャラクターにハンネスが登場することなどから、
・モブキャラクター×ハンジではない
・モブの巨人×ハンジではない
・モブリット×ハンネスではない
・モブキャラクター×ハンネスではない
であることを投稿者はキャプションなどで示しておくと安心かもしれない。
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