「分隊長!! 生き急ぎすぎです!!」
プロフィール
概要
漫画『進撃の巨人』の登場人物。
本編中にハンジが登場した初期の頃から常に付き添い行動している姿が見られ、ハンジの忠実な部下という印象があった。
長らく不明だったその肩書きは第52話にて判明。
ハンジが分隊長を務める第四分隊の副長という、正しく、ハンジの側近だったわけである。
なお、同話にて、フルネームも判明した。
一人称は「私」。※ゲーム(プレイステーション版)の台詞より
ハンジの巨人への飽くなき探求心による、危険を顧みない行動に振り回され心配している。
第20話(5巻)の巨人の生体調査では、常にハンジに付き添い実験の補助をする一方、かなり心配する彼が見られ、
「分隊長、近すぎます」
「分隊長!! 危険です!!」
「あんた本当に死にますよ!」
「分隊長!! あなたに人の心はありますか!?」
「分隊長!! ワイルドすぎます!!」
様々な名言を残している。
その成果もあってか、ガイドブックにおいてのツッコミスキル評価は満点。
第27話・28話(7巻)の女型の巨人捕獲作戦でも、常にハンジの側に居ることが確認できる。
ちなみにこの作戦は、巨人侵攻前である5年前から調査兵団に所属している、スパイの心配が無いメンバーで行われていた。このため彼もそれなりの実力者であり、かつ何年もハンジの無茶振りに付き合わされているものと考えられる。実にご苦労な事である。
ハンジへの呼称は普段は「分隊長」だが、第34話(8巻)で激昂するハンジを止める為に「ハンジさん!!」と呼んでいる。恐らくその前のシーンで「ハンジさん!! 指示を!?」と問いかけてるのも彼だろう。
鎧の巨人と超大型巨人との戦闘に参加して重傷を負ったが、その後は無事に動けるほど回復し、再びハンジと行動をともにしている。巨人との戦いでは五分五分で死ぬ確率の中で生存できた点では、かなりの強運の持ち主とも言える。
「ハンジさん!!」
ウォールマリア最終奪還作戦においてライナー、ベルトルトと対峙したハンジ班は、ベルトルトの巨人化の際の爆発によって壊滅した。
当初はハンジを含めて生死は不明だったが、エルヴィンの見た戦死者たちの亡霊の中にモブリットがいたことから死亡したことが匂わされていた。
そして後にハンジの回想にて、ハンジが生還できたのはモブリットが古井戸へ突き落として爆発から守ったためだと明かされた。(その時上記のセリフを叫んでいる)
ハンジはこのときに左目を失明したが、その目が光を失う寸前に見たのは自分を庇ってくれた副官の最期だった。
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