CV:斎賀みつき
戦候機構バザルタにおける7騎士の一人 ランキングは2位
概要
容姿・地位・実力と天より二物以上の物を与えられた天才剣士。戦侯機構バザルタを設立した王家の一つ、バザルタ王家の末裔でもある。忠実なる高位ランカーを多数従えており、その力は私設軍ともいえる程の規模となっており、戦侯機構に置いて確固たる権力を物にしている。口癖なのか「ヒヒッ」という特徴的な笑いをする。
外見上は完璧であるが、精神面に置いて破綻している。
- ジグの故郷カンタレラが戦侯機構の指示に従わないことからカンタレラをアンチバザルタ(不穏因子)であるとしてこれを強襲。多数の村人を虐殺し、ファズの妹、ミシーを誘拐した上でファズに村を襲ったのはジグと騙して復讐をさせる。
- 七騎士に次ぐ8位の男、タイロンが率いるタイロン一家の増した勢いを削ぎ落とすため、折しもジグが大きく世話になった一家を理不尽な条件を突きつけ解散させる。
- 自らの邪魔な存在となる七騎士バルバロを監禁。周囲には病気療養中と称して表舞台から消させ、人質としてその息子ガルガノを配下に収める。
- ファズやガルガノと同様に配下のランカーの肉親を人質に取り、半ば強制的に従わせ、役目を果たさない者は容赦無く処断する。
といった権力を用いた非人道的な行為を平然と行う卑劣漢である。
また誘拐したミシーを妄信的に寵愛し、曰く非情な行いを正すために説く彼女の道理を聞くために数々の行いをしているという。
腐敗した七騎士を打倒すべく決起したジグたちにより、配下のランカーは悉く敗れ。自身もバザルタ本部の最上階ベランダへと追い詰められ、自ら剣を取り戦うも敗れて致命傷を負う。そこで可愛がっていたミシーに助けを求めるが、束縛されていたミシーはユーリを離れてジグとファズに駆け寄り、最後はミシーに望まない哀れみを掛けられ遂に息絶える。ここに腐敗した七騎士は全て粛清されることとなった。
戦術*
レイピアを武器とし、また氷を操る力を持つ。普段は冷静であるが、戦闘中は持ち前の狂気を顕にして笑いながら相手を切り刻む。
最大7連の連続切りや強力な刺突「神剣の閃き」、行動を制限させる「氷縛」や、攻撃に対するカウンター技の「畏れよ我を」、より強力な高速6連切り「忌剣の狂気」といった多彩な技を用い、ランキング2位に違わぬ実力を持って立ちふさがる。
奥義は巨大な氷の劇場を出現させ、自ら奏者となって氷を指揮し、地を這う氷を持って相手を氷漬けにする奥義を持つ、しかし氷を弾き返され、跳ね返った氷塊が腹部を直撃し致命傷を負うことになる。