プロフィール
概要
銀色の毛髪と紅色の瞳を持つ女性でセラフィムのコマンド・リーダーを務める。気さくな人柄で部下からの信頼は厚い。
齢三十代目前なのだが、何故か未だに独身。 何度もお見合いを繰り返しているが失敗しており、恋愛面においては悲惨な私生活を送っている。(同人誌でもこの事はネタにされており、「何故お見合いが失敗してしまうのか?」というものを4コマ漫画で描かれた)
この経緯もあってか結婚願望は強く、本人曰く「結婚するまで死ねるか」との事。階級は大尉(司令部部転属後に少佐に昇進)。
あの細身の身体のどこに入るのか不明であるが、あまり美味ではないとされる宇宙食も平気で何皿も平らげてしまうほどよく食べる。(その食べっぷりを観た、みさき曰く「馬のような食べっぷり」とのこと)
ランパート・アーマーのパイロットとしての力量は常人離れしており、彼女がいなければセラフィムは早々と崩壊していたかもしれないとされる程。
最年少参謀として司令部に転属する事になり、それを受けて彼女の代替要員候補として選ばれたのがみさき達である。
アニメーション版では
エクソダスの後は、殉職した部下の実家に自ら遺品を届け、10年後に再開された惑星移民計画の恒星間宇宙船の船長に就任、再びウォッチャーズ・ネストへと向かう。
到着した時点で既に60年(但し、他2名の乗員と交代で起きるため、ライアー自身が感じていた時間は20年)もの時間が流れていたが、再びみさきと再会を果たす。
改変後の世界では、ケスラープロジェクトの13人目の被験者はライアーとなっている。
ただし、彼女のインテグラルシステムへの適応度の高さや、常人離れしたパイロット能力は改変前後の世界では変わらない(ちなみにライアーの幼少時に関する話は本作では語られていない)。
『みさきクロニクル』では、彼女の視点で物語が進む事も多く、作品の第二のキーパーソンとも言える。
小説版では
野崎透氏による小説版では、アニメ版と異なりライアー自身がみさき達の訓練監督を務めている。みさき達候補生が皆自分より若い女性だった事に対する嫉妬もあり、当初はあまり快くは思っていなかったが、訓練を課し任務を共にこなすうちに、次第に彼女らを部下として認めるようになる。
度重なるグールの襲来により量子障壁を展開するレーザーポストが損傷したため、強化型インテグラルシステムを使用するが、その影響で幾度も人事不省に陥ってしまう事もあった。エクソダスから10年後、恒星間宇宙船の船長に就任。副長を務めるキリと共に、再びウォッチャーズ・ネストを目指し、旅立つ。
第1巻冒頭では、彼女がまだ新米士官だった頃のエピソードが描かれており、当時自分の指導を担当していたコムリー(階級:少佐)と共に訓練をしている途中に発生したトラブルでコムリーは落命してしまった。
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