概要
片岡壱成が、本作の主人公・桂木早梅を自宅に居候させる条件に課していた一攫千金ゲームの名称。壱成が6つのお題を提示し、チャレンジャー(主に早梅)がサイコロを振って出た目のお題に挑んでクリアしたら賞金を得られるというのが基本ルール。原作では初回のみ、サイコロがなかったためか鉛筆を転がして目を決めていた(ドラマでは一貫してサイコロを使用)。
元々は壱成が早梅を利用して暇潰しのために始めたものであり、お題の内容は「街で逆ナンを成功させる」、「セレブパーティーで主役に恥をかかせる」(実際に初回で早梅が挑んだ)など、失礼極まりないものばかりで壱成の悪ノリやその時々の気分で行われているのが実情。賞金の設定は出た目の数に応じて段階的に高くなっていったり、全部一律と一定していない。
上記の事情から当初、早梅もこの条件には否定的であり、奢ってもらったカレーライスを食べ終えたらすぐ撤収する腹づもりでいたが、壱成との対峙で運悪く食べかけのカレーを器ごと投げ飛ばし、300万円相当の掛け軸を汚してしまったことから賠償のため、なし崩しという形で壱成の条件をのむ道を選ぶ。
その後、物語が進むにつれて高慢だった壱成の態度が軟化してきたことなどもあり、借金とゲームの件はほぼ無実化したようである。
余談だが、ドラマの最終回では前述の早梅の不手際で汚れた掛け軸が修繕を経て戻ってくる描写がある。