概要
『穏やか貴族の休暇のすすめ。』の主人公。
非常に長い歴史を持つ大国で宰相位にある公爵。ある日突然、別の世界へと転移してしまったことから冒険者になる。
プロフィール
人物
品があり、穏やかで清廉な印象を与える青年。
元の世界では国王陛下に仕えており、地位は公爵、職は宰相。国王の元教育係だった。王制の中において心身共に一番国王に近い立場にあったが、ある時突然、物語の舞台となる世界へ異世界転移してしまう。
全力で休暇を満喫するため冒険者になったが、大抵二度見される。
通常の攻撃魔法(魔術)や身体強化も使用できるが、迷宮などでは元いた世界で手に入れた魔銃(ライフル)を使用している。
「リゼル」というのは本名ではない(本名はもっと長い)。
本が好き。
容姿
平均的な男性の身長である。
書籍本編ではアメジスト色の瞳と、白金の髪。(クァトは「ミルクティー色の髪」とも表現している)
WEB小説及び短編集では、リゼルの容姿のイメージが読者によって違うだろうとの著者のご意向で、色彩に関する表現は出てこない。
両耳には、国王に特別に作って贈ってもらったピアスを付けている。
ひとつは魔銃ライフルの格納用のピアス。もう一つは国王が魔力を限界まで注ぎこんだもの。持ち主の影響を強く受けた魔力は、その持ち主に危機が迫ると反応を示す性質を持つ。本来はリゼルが国王の危機を察する為のものだが、国王がリゼルをみつけるための目印にされていた。