「幻想水滸伝5」の登場人物。
概要
CV:石毛佐和
ファレナ女王国の王女で、第一位王位継承者。太陽暦438年生まれ(10歳)。
ファレナ女王国の女王アルシュタートと女王騎士長フェリドの長女。
主人公(幻水5)の実妹で、彼のことを「兄上」と呼んでいる。兄を慕う姿は太陽宮の名物とか。
一族や親しい間柄では「リム」と呼ばれている。
髪の色は主人公やアルシュタートとは異なり茶髪で、父フェリドと同じである。(開発当初は銀髪だったが、フェリドの血を反映させて茶色っぽくしたとのこと。)
古めかしい姫様言葉で話す。
王位継承者として育てられてきたため気高く、口は生意気だが、実際は寂しがり屋でまだ年相応に家族に甘えたい年頃。
幼い頃は周りの影響もあって王位継承権を持たない兄のことを見下していたが、今では立派なお兄ちゃんっ子である。ちなみに漫画版ではゲームのような序盤から主人公にデレデレではなく、当たりが強い。
護衛のミアキスとは、主従の域を越え、姉妹のように仲が良く信頼関係が築かれている。
まだ幼いものの、次期女王としての自覚は一人前で、10歳とは思えない行動力もある。
ファンブック『まるごと!幻想水滸伝ブック』ではEDの数年後の姿が描かれているが、母親や叔母が豊満であったのに対して成長が・・・。
ゴドウィン家のクーデター後は護衛のミアキスやガレオンとともに太陽宮に軟禁され、傀儡として新女王として即位させられるが、招待された外国使節からは外交儀礼上の建前ではともかく、本心では正式な即位とは見なされていない。
その後、「マルスカールやギゼルには任せておけない」という理由をつけて親征を行い、戦場で主人公に接触して自ら救い出されるように画策するが、目前で内乱の早期終結を望まないサイアリーズの裏切りによって捕らえられ、ソルファレナへと強引に戻された。
終盤、ソルファレナと太陽宮が主人公達の手に落ちる中、ようやく主人公と再会を果たし、抱擁を交わして父母亡き後流さないと決めていた涙を流した。
内乱平定後にはゴドウィン家の陰謀による闘神祭や即位式全てを取り消した上で、正式に女王に即位。内乱の原因となった貴族による元老院を軸にした政治制度を廃止し、市民やこれまでの制度の枠外だった亜人種の代表による議会制へ移行した。