CV:加隈亜衣
概要
地球を全て歯車に作り替えた人物「Y」が、約1000年前に製造した自動人形Initial-Yシリーズの壱番機。本人曰くInitial-Yシリーズの中で最弱。
マリー・ベル・ブレゲの生家・ブレゲ気が所有していたが206年前に故障したが構成する歯車が複雑すぎる故、修理できる者がいないまま機能停止状態となっていたが、箱に入った状態で見浦ナオトの家に墜落、異常聴覚を持つナオトに直されたことにより再起動する。その後、与えられた至上命令である「付き従うもの(ユアスレイブ)」に従い、修理を施したナオトをマスターとして登録し、彼と行動を共にするようになる。
マリーを超えるものすごい毒舌家で、ナオトに対しても例外ではない(本人はあまり自覚が無く、ナオトに「毒舌フィルターが内蔵されているのか?」と思われた)。しかしナオトに危害を加えようとする者には容赦がない。
姉妹機であるテンプやアンクル達の事を大切に想っており、姉妹機に害をなす者を許さない(その相手が生身の人間であろうと容赦なく切り裂く)。
ナオトの通う学校にも転校したが、自己紹介時に「ナオト様の所有物」と名乗ったため、ナオトは学校中から針のムシロ状態となってしまった。
ちなみに入学手続きはどうしたかというと、…校長を脅したらしい。
主な能力
歯車は「虚数運動機関(イマジナリー・ギア)」を起動するのに必要な部品で、修理されたことにより「虚数時間(デュアル・タイム)」を発動できるようになる。これは自身の体感速度を高速化し、発動中はリューズからすれば数時間の出来事であるが、見ている側はほんの一瞬の出来事のように感じる。そのため、どんな敵でもリューズ以外は一瞬で倒されているように見えている。この能力を使用している時は白い衣装となる。
戦闘時にはスカートの裾から大鎌状のマニピュレーターを出現させる。