概要
ルシファー夫妻とは、サーゼクス・ルシファーとグレイフィア・ルキフグスのノーマルカップリングである。
サーゼクスとグレイフィアの馴れ初めは、本編開始前に行われた「若手悪魔同士の交流会」であった。
当時17歳だったサーゼクスは、初めて出会ったグレイフィアに一目惚れする。
対して、サーゼクスの若輩ながら常軌を逸した力を危険視した魔王側が監視の名目で送ったスパイであったグレイフィアは、最初はサーゼクスを監視対象としか見ていなかったが、40年以上の付き合いで、徐々にサーゼクスに惹かれていった。
サーゼクスとグレイフィアは、紆余曲折の末に旧魔王派と新魔王派という派閥を越えて結ばれ、ルシファー陣営の「王」と「女王」となったが、グレイフィアはプライベートおよび公務でサーゼクスに容赦ないツッコミを入れるなど夫を完全に尻に敷いており、2人の間に生まれた息子のミリキャス君が「母さまがいちばん強い」と言うほどに他のルシファー眷属にとっても頭が上がらない存在となっている。