サーゼクス・ルシファー
さーぜくするしふぁー
四大魔王の一人。リアスの実兄で、旧名は「サーゼクス・グレモリー」。
グレモリー家の魔力に加え、母方のバアル家から「滅びの力」を受け継いだ強力な悪魔。
自身の髪色からクリムゾン・サタンの異名を持つ。「おっぱいドラゴンの歌」の作曲者(かつての夢は作曲家)でもある。
自身の眷族でもある「女王」グレイフィアを妻に、彼女との間に生まれたミリキャスを息子に持つ。
性格は気さくで物腰は丁寧だが、子供っぽいところもあるが家族愛が非常に強い一面も。
妹が好意を寄せているイッセーのことも気に入っており、既に「義弟」扱いして自分を「お義兄さん」と呼ぶように頼んでいる。また、イッセーの両親ともすぐに仲良くなっており、両親も含め現在は家族ぐるみで付き合いがあり、両家ではイセリア成立の方向で話が進んでいると思われる。
が、息子ミリキャスの「サタンレッドよりおっぱいドラゴンの方が好き」という爆弾発言で一触即発になったことがある。
同期のアジュカ・ベルゼブブ(旧名アジュカ・アスタロト)とはルシファーの座にどちらが選ばれるかではより人を纏める力を持つサーゼクスが抜擢されるほどの人徳の持ち主で、リアス同様凄まじい眷属達を従えている。
一言で言えばだいたいのものは消せる。
母方から受け継いだ「滅びの力」をずば抜けた精密動作で操る(妹リアスはパワータイプ)。
『滅殺の魔弾(ルイン・ザ・エクスティンクト)』 は小型でも触れるとその周囲を消滅させる凄まじい破壊力を誇る。(この技はスーパーロボット大戦αに登場するロボット、アストラナガンの必殺技、インフィニティシリンダーがモチーフになっている。参考ツイートはこちら)
そしてそれでも普段は手を抜いているといってもいい。これは彼が全力をだすと人型の消滅のオーラそのものとなり、よほどのことがないと周辺一帯を消滅させてしまうため。この状態での戦闘能力は原作者公認でD×D世界上位一桁台を狙えるほどであり、悪魔が大嫌いなハーデスですら「自分を消滅させれる可能性」を認めるほど。彼の精密制御能力は、この力を安全に運用する側面があるようで、この形態ではリアスの必殺攻撃クラスの火力を連続で放つことができる(上述の通りリアスは攻撃力に割り振ったタイプで、しかもその必殺攻撃は味方が足止めしてくれなければまともな運用ができないほどの時間がかかる)。
このように理想の上司かつ最強クラスのスペックを持っている彼だが完全に嫁の尻に敷かれている。具体的には何かやらかそうとした場合リアスが「義姉様にいいつけますよ?」と言うとすぐに真面目になるレベル(その一例として、小説の番外編『究極!お兄ちゃん仮面』で就寝中のヒロインたちの動向・特に妹のリアスを探るためにイッセーと結託し、イッセーを兵藤隊員と呼ぶなど、「キバヤシか?お前ら」と言いたくなるような奇行に走ったことも)。
グレイフィアとの結婚は演劇の題材にもなる程のものであり、勿論相思相愛ではある。
また現四大魔王全員に言えるがノリが軽く、イッセーがそうとは知らずにグレモリーの婿入り試験を受ける際は魔王戦隊サタンレンジャーを結成し、あろうことかアドリブの最終関門で一対一の勝負を申し込んだほど。むろん手加減しているし任さなければダメなどという展開ではないため試験は合格。ただし気に入ったのか息子と遊ぶときにサタンレッドになろうとし、おっぱいドラゴンのほうが好きだといわれたショックで第二ラウンドを挑みかけた(駆けつけたグレイフィアによって説教された)
このようにかなりフリーダムな性格でもあり、「おっぱいドラゴンのうた」を仲良しこよしなアザ☆ゼルと作ったり、リアスの秘蔵アルバムを作ったりとかなりやりたい放題。
また人格においては理想の上司なのだが、悪魔全体で言うと完璧に若手であり、政治に関してはなかなか旧家の重鎮を押さえられていないのが実情。民衆にとっては絶大な人気を誇るものの、貴族社会かつ血統主義の悪魔社会において、最重鎮である初代バアルの影響力が貴族にとって絶大であるうえ、性格ゆえによほどのことにならないと旧魔王血族にも配慮してしまうことが重荷になっている。
関連記事
親記事
兄弟記事
コメント
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見る- 『支配』の力を持つ無欲な悪魔
『支配』の力を持つ無欲な悪魔32
そういえばあったなこのシリーズ…… ちなみにRe:シリーズ版はこちらですhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=158379765,071文字pixiv小説作品