「初めまして、魔王のセラフォルー・レヴィアタンです☆」
「レヴィアたんって呼んでね☆」
CV:清水愛
人物紹介
主人公・イッセーこと兵藤一誠が通う高校・駒王学園の生徒会長であるソーナ・シトリー(支取蒼那)の実姉で、「元72柱」シトリー家の出身である、現在の四大魔王の1人・「レヴィアタン」の称号を襲名している、少女のような外見の女性悪魔。
旧名・「セラフォルー・シトリー」。魔王としての公務は、主に冥界の外交を取り仕切っている。
魔女っ子趣味で、(いい年こいて)魔法少女のコスプレを愛好しており、妹の授業参観ではコスプレしていたが、魔界外交などの重要な場では正装であるなど区別している(ただし、言動は変わらない)。
公務から外れた時のプライベートでは、映画などの娯楽作品のプロデュースも手掛けているほか、その中には自身を主役にしている「魔法少女マジカル☆レヴィアたん」も入っている。
のちにイッセーをモデルとした特撮番組「乳龍帝おっぱいドラゴン」のテーマ「おっぱいドラゴンの歌」のダンス振り付けを担当したが、当番組が始まってからはイッセーに対して対抗心を抱いており、イッセーにセラフォルー自身を主役にした番組にてイッセーを悪役にするという暴挙に出ている。
また、イッセーのみならず、天界の天使の幹部の一人である女性天使・ガブリエルにも冥界でも人気がある人物としてライバル視している。
そのほか、「魔王戦隊サタンレンジャー」の「サタンピンク」でもある。
性格はノリと話し方がとても軽く、台詞に「☆」を織り交ぜて話すのが口癖であり、初対面のイッセーに対しても気軽に喋っていた。
同じ四大魔王の一人であるサーゼクス・ルシファーを「ちゃん」付けするほど親しく、リアス・グレモリーや彼女の父であるグレモリー卿とも顔見知りで親しい。
魔王仲間ではファルビウム・アスモデウスを「ファルビー」、アジュカ・ベルゼブブを「ちゃん」付けで呼んでいる。
こんな感じだから半ば家名を奪われた形のカテレア・レヴィアタンからは能力は認められているが、存在は蛇蝎の如く憎まれている。
さらに、超ド級のシスコンであり、妹のソーナを「これ以上ない」っていうくらい溺愛している。
それゆえに、妹を侮辱する発言などをされるとテッシー先生の如く発狂しブチキレて、『グエムル』や『寄生獣』の後藤の如く大暴れする。恐ろしや……。
本家本元の魔女たちからは「魔女について間違った認識を広めている」としてクレームをつけられており、「禍の団」の魔術師派閥・ニルレムではブラックリストに挙げられている。
このように、ふざけているような場面が多いが、根は真面目でしっかり者な一面もあり、小説8巻の外伝ではイッセーたちに不真面目な態度で挨拶したファルビウムを窘めている。
また、かつて冥界で起きた内乱時には現在の面影がないほど荒んでいた。
能力
氷の魔力を特技とし、「零と雫の霧雪(セルシウス・クロス・トリガー)」という技を持つ。その威力も強大であり、広大な荒地を全て凍らせたほど。
グレイフィア・ルキフグスと最強の女性悪魔の座を争った過去があり、作中屈指の実力者の1人に挙げられる存在でもある。
余談
- セラフォルーの名前の由来は、宇宙世紀ガンダムシリーズのセイラ・マス、ララァ・スン、フォウ・ムラサメ、ルー・ルカの名前の頭文字を繋げたものである。
- 初登場時は瞳の色が赤だったが、アニメ4期(HERO)では別の色に変更されている。
- 2023年12月26日までモバゲーで配信されていた「ハイスクールD×D カード」では、魔法少女のコスプレ以外にも様々な衣装を着た彼女のカードが数多く登場した。
関連タグ
兵藤一誠 リアス・グレモリー サーゼクス・ルシファー グレイフィア・ルキフグス ファルビウム・アスモデウス アジュカ・ベルゼブブ