アジュカ・ベルゼブブ
あじゅかべるぜぶぶ
CV:柳田淳一
ハイスクールD×Dにおける悪魔を統率する四大魔王の1人。本来の名前はアジュカ・アスタロト。
非常に優れた技術者で、新しくものを生み出すことを得意としている。本作における重要設定である悪魔の駒の開発やレーティングゲームのシステム構築など、悪魔側の技術の根幹を担っている。
純粋な戦闘能力においても絶大で、純血悪魔においては他を隔絶する三強たる「超越者」の一角。ことあらゆる現状を数式で理解し、介入することで敵の攻撃を操作するばかりか増強して返すことも可能。後述する実弟の暴虐が起きてもなお魔王続投が決定するほどの人気も誇り、総合力がずば抜けているといってもいい。
ある程度キャラが掘り下げられるにして読者からは不安に駆られるところも多い側面をいくつもだしている。当人曰く「自分が魔王をやっているのはサーゼクスが魔王をやっているからだけ」であり、禍の団からはスカウトが可能と推測されており、実際禍の団の技術に関して「素晴らしい」と絶賛している。親族であるディオドラの離反やイッセーが彼を叩きのめしたことに関しても深く考えていない。若手同士のレーティングゲームで本来のやり方と離れた方法を行わせたことを示唆されているなど、いくつか不安要素が多く書かれていた。
……が、サーゼクスに対する友情は本物だったのか、邪龍戦役でシヴァが不穏な動きを見せようとしたことを即座に察しそれを牽制。そしてサーゼクスたち四大魔王のうち三人が隔離結界領域に向かう時には、唯一魔王としての職務を果たすために残るという意外な展開を見せる。
もともとディオドラの裏切りの責任追及がなされたときも「他に代役がいない」ことから魔王の地位に残ることを許されたこともがあり、他の四大魔王の役割を兼任できるのがアジュカしかいなかったこともあっての措置。その後も規格外の進化を遂げるイッセーに強い興味を持っていることもあって、頼れる後援者としてアザゼル杯においても運営陣としてぎりぎりの塩梅で支援を個なっている。