CV:高森奈津美
概要
主人公・イッセーこと兵藤一誠が通う駒王学園3年生で生徒会長。人間界で活動するときは支取蒼那(しとり そうな)という名前を使う。
「元72柱」シトリー家の次期当主で、四大魔王の1人であるセラフォルー・レヴィアタンの妹である。
明晰な頭脳を生かした戦術とを張り巡らせる戦闘スタイルを好む。
自身の得意とする水の魔力を使った攻撃もする。テクニックタイプ。
優れた戦術眼をもち、策士としての能力ではリアスを上回る。
チェス等といった盤上遊戯も得意で以前チェスを使って婚約を破棄している。
性格
いつも冷静で慎重派。優しさと厳しさを兼ね備えている。才能溢れる上級悪魔としては珍しく努力をするタイプ。
兵士の匙曰く「会長は厳しくて厳しい」と言われるほど眷属の指導は徹底し尽されている。
将来の夢のため、眷属の未来のため、妥協は許されないのだろう。
一方で、胸の内の性格はかなり砕けており、イッセーが「乳語翻訳(パイリンガル)」を使用した際には、年相応の言動に加えて、姉のセラフォルー同様、語尾に「☆」が入っている。
匙たち眷属のみならず、イッセーのことも一人の生徒としては、彼の性欲面で学園中で苦情が回っていることも耳に入っていないはずがなく、ゼノヴィア・イリナ・アーシアがイッセーへのプレゼントであるエロゲーを渡しに来たのを目の当たりにした時には「学園でエロスは禁止です」と冷静に厳しく注意を促している。一方で、イッセーが性欲面で問題を起こしても停学・退学にならないのは、「毒を以て毒を制す」という考えを持っていたのか、「イッセーのような毒も薬になるのでは」、もしくは「イッセーの毒をどう活用して学園の風紀を維持するか」と考えていたのか、匙が風邪(ドラゴン特有)で休んだ際には生徒会代行として起用しており、学園内での部活動で学園の風紀を乱しかねない行為を取り締まる「抜き打ちのガサ入れ」に同行させた(その部活動で秘かに行われている「脱衣将棋」や、「イッセーと木場のBL本」の現場を押さえていた)。本来木場を起用する予定だったが、彼を起用した場合、「女子部員たちが萌え死にかねない」ことを懸念して、敢えてイッセーを起用したというのが真相だった。
以外と恋愛方面では鈍いところであり、匙が自分に好意を向けていることに気づいていない(イッセーがそのことに質問した際には、本人曰く「弟」的な感覚、とのこと)。さらに匙に好意を向けている眷属がいることもあって、むしろそういった考えを抱かないようにしている節もある。・・・匙はないていい。
だが、アニメ3期では、ロスヴァイセに見とれている匙のほほを引っ張ったり、ロキ戦において一矢報いた匙を積極的に褒めるなど、眷属としても異性としても見ていることが強調されている。
また料理の腕は壊滅的で彼女が差し入れとして眷属に贈るお菓子は場に緊張をもたらす程、悍ましい味がする模様。
将来の夢
彼女の上級悪魔としての夢は、階級・身分に関係なく子ども達がレーティング・ゲームを学ぶことが出来る学校を設立し、子ども達を指導することだ。駒王学園に通っているのも、教育において冥界よりはるかに進んでいる日本の教育を参考にするためという理由もある。
しかし、四大魔王を除く現悪魔政権の古参からは「非現実的な叶わぬ夢だ」とされ大いに笑われた。
それでも、彼女はあきらめることなく学校設立にまでこぎつける事ができたのだ。