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CV:世戸さおり

概要編集

サーゼクス・ルシファーの「女王」にして妻で、リアス・グレモリーの義姉。普段はグレモリー家にメイドとして仕えており、グレモリー眷属のスケジュール管理を任されているが、かつてセラフォルー・レヴィアタンと「最強の女性悪魔」の座を争ったほどの実力者で、自身の髪色から「銀髪の殲滅女王」という異名を持つ。

「番外の悪魔」ルキフグス家の出身で、当初は旧魔王派に属していた。夫であり自身の「王」でもあるサーゼクスとは、旧魔王派と新魔王派という派閥を越えて結ばれた仲であるが、プライベート及び公務の両方で容赦ないツッコミを入れるなど完全に尻に敷いている。

ただし、業務や私生活でこそ尻に敷いてこそいるが、精神的には彼女のほうがサーゼクスを支えにしている節がある。その性質は隔離結界領域赴くサーゼクスがミリキャスの今後も踏まえて強引に眠らせてまでおいていったことで表面化。意識が完全に落ちる前に聞こえたイッセーに次の魔王になってほしいという言葉にすがるようにまい進し、肝心のミリキャス達に対する対応が二の次になっていたこともある。


イッセーのことは当初、ただの「下賤な輩」とバカにしていた(?)が、これは当時リアスから聞かされたイッセーの名と顔が一致しなかったためである。

さらに、上記のサーゼクスと結ばれた経緯のためか、望まぬ結婚を強要されたリアスを救出すると訴えた際には即座に手助けをし、「今までにいなかった悪魔」と高く評価した。その後もあらゆる場面で手助けをしており、イッセーからも「救世主」と思われている。


悪魔としての実力は魔王級だが、本職の魔王でないにも拘らず「魔王戦隊サタンレンジャー」の「サタンイエロー」の役を務めている(当然ながらも、無理矢理やらされたようなもので、本人は乗り気でない)。


過去の抗争で自身の親類は死亡、もしくは生死不明となっていたが……実弟であるユーグリットが生きていたことが後に判明(しかもそいつは超絶なシスコン)。


銀髪のロングヘアーと言う共通点から、劇中ではロスヴァイセに見間違われることがある。


私のことを『義姉(あね)』と呼びなさい!編集

このキャッチコピーは、後に発売された外伝作品『ハイスクールD×D DX.1』の宣伝帯に描かれたものであり、表紙も彼女自身である。この本に収録されている『温泉に行こう!』では、彼女がメインであり、なおかつとんでもない秘密が明らかになる話である。



※この先、ネタバレ注意























魔獣騒動でかなり疲弊したイッセーたちは、アザゼルの思いつきで伊豆にある悪魔、堕天使を贔屓にしている温泉旅館にやってきたのだ。グレイフィア自身もちょうど休日をもらい、リアスの義姉としてその温泉旅館にきており、リアスに「高校生の身分で身を固めるのか」などと説教した後、素行の悪いアザゼルに説教をかますために連れて行き、イッセーたちは温泉旅館での憩いを満喫するのであった。


相変わらずイッセーは持ち前のスケベ根性から女湯を覗くことを目論み、混浴の中を確認してから男湯で待機して覗こうとしたが、そこにひとり、誰かが来た…





___銀髪の女性、ロスヴァイセさん…?




と、思いきや、




髪を下ろしたグレイフィアさんだった…!




イッセーは慌てふためいて逃亡しようとするが、

一緒に入りましょうか

と予想外の言葉をかけたのだ…!


当然ながらも、自身の性格を把握しているイッセーは全裸で二人きりで居ることに危機感を覚え、精神的に耐え切れず出ようとするが引き止めて「背中を流してあげましょう」と言い、「極上のおっぱい」を押し付けながらイッセーの背中を流し、なにやら妖艶な雰囲気で官能的な言葉を発しながら自身にも背中を流させ、「いろんな会話」を交わしたうえでプライベート時に自身に「義姉(あね)」と呼ぶことを要請したのだ。


この経緯について「夫も息子もプライベート時にイッセーと過ごしたのだから自身も2人きりで過ごしても文句は言われない」と諭した上で「……義弟(おとうと)ができるのですね……」と意味深な言葉をかけ、自身の裸体に目が行っているイッセーに「自分の裸を見られたのはサーゼクスとイッセーだけ」と暴露した。


そして、混浴に入ってきたリアスたち女性陣は当然ながらも絶句し、イッセーとリアスを交互見比べ、意味深な笑みを浮かべてイッセーの背中に抱きつき、リアスがこの事を問いだすと、




義弟とのお風呂でのスキンシップ、と言ったらどうするのかしら?




と、これまた爆弾発言。これに対して、女性陣は

リアス>……取られちゃった……私のイッセー、お義姉さまに……取られちゃった……

アーシア>グレイフィアさんが相手では勝ち目なんて一切ありません……っ!

朱乃>これが真の浮気なのね……グレイフィアさま、さすがですわ……

ゼノヴィア>魔王の妻をイッセーが略奪! いや、魔王の妻が部長からイッセーを奪ったのか?どちらにしてもさすがだな

イリナ>うんうん! もう、これは大事件よ!

小猫>……イッセー先輩ゲットの道は険しすぎる

レイヴェル>……最近、イッセーさまを遠く感じますわ

ロスヴァイセ>すごい現場を見てしまいました。浮気旅行とはよく言ったものです


と、もはやうろたえている始末。

一方、オーフィスは「我、泳ぐ」と言ってマイペース振りを此処でも発揮している始末。


そして、リアスと朱乃はグレイフィアにイッセーをめぐるキャットファイト……もとい、「骨肉の争い」という名の乱闘騒ぎを起こしたのであった。


真相編集

実は、グレイフィア自身は酒に弱く、性格も「ちょっとお茶目」になることがサーゼクスが話したアザゼルの口から語られた。しかし、「ちょっと」どころではなく、もはや完全に酔っているといわざるを得ない……アルコールが入ると人の本性が露になると言うのはよくあることだが、これがイッセーに対する思いが一致しているならば合点がいき、作中での「人妻ヒロイン」の1人に挙げても過言ではないほどである(他にも人妻属性は、九重の母・八坂、リアスの母・ヴェネラナが挙げられるが、前者はイッセーに好意を持っていることが小説19巻で描かれている)。酔っていたとはいえ、いわゆるNTRという大業(爆)をなしたのであった…。


アニメ3期『BorN』のBDのおまけでは、イッセーがグレイフィアが酔っていることに早く気が付いているが、それを問われるとはぐらかしていた。


裏話編集

『温泉へ行こう!』は、実は作者の石踏センセーの半ば趣味で描かれた物語であり、『DX.1』のあとがきにて「疲れたイッセーたちに慰安旅行で疲れを癒したいという思いと、グレイフィアを主役にした物語が書きたい」という思いから、この話が出来上がったという。石踏センセーいわく「年上の女性、特に人妻と言うジャンルに弱い」とのことであり、「機会があったら、またこういう趣旨の話を書きたい」とも述べている。


実際、本編の劇中でも「人妻」のキーワードが時折散見されており、リアスの母・ヴェネラナに見とれる、アニメ3期『BorN』のBD1巻のおまけでリアスと朱乃がイッセーの取り合いをする際、朱乃が人妻になり切りイッセーに「人妻最高!」と言わせて一歩リードさせた。これらもおそらく石踏センセーの趣味の投影と言っても過言ではないだろう……。


P○D長!?編集

メイド服に銀髪の両サイドの三つ編みという共通点から、某ゲーム誰かと容貌が酷似するというカップやきそば現象が一部で発生(笑)。

月時計~ルナ・ダイアル~


余談編集

名前の由来はグレイシアリーフィアの合成。


関連タグ編集

ハイスクールD×D

兵藤一誠イッセー) - 義弟(になる予て(ry)

リアス・グレモリー - 義妹

サーゼクス・ルシファー - 夫

ミリキャス・グレモリー - 息子

グレモリー卿ジオティクス・グレモリー) - 義父で仕えている主

ヴェネラナ・グレモリー - 義母

サイラオーグ・バアル - 義理の従弟


セラフォルー・レヴィアタン - かつての戦友

ユーグリット・ルキフグス - 実弟


姫島朱乃 アーシア・アルジェント 木場祐斗 ギャスパー・ヴラディ 塔城小猫 ゼノヴィア 紫藤イリナ ロスヴァイセ アザゼル


カップリングタグ編集

ルシファー夫妻

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