で、どんなやつなの
グレモリー家当主・グレモリー卿(ジオティクス・グレモリー)の妻で、リアスとサーゼクスの母。小説では5巻、アニメでは第3期『BorN』から登場。
リアスと瓜二つの容貌と、亜麻色の髪が特徴(アニメでは外ハネのショートヘアで、髪の色もイッセーのそれに近い)。その容姿からイッセーもリアスの姉と見間違われるほどである。
大王家・バアル家の出身で、「亜麻髪の絶滅淑女(あまがみのマダム・ザ・エクスティンクト)」、さらに若き頃には「亜麻髪の滅殺姫(あまがみのルイン・プリンセス)」の異名を持ち、「バアル家最強の女性悪魔」であった。娘のリアスの二つ名もこれに因んでいるが、当時のヴェネラナの武勇伝を知る夫によると「当時の妻に比べればリアスはまだ、可愛いもの」と言っている。
普段はおしとやかだが怒らせると恐い。グレモリー家の中では発言力が強く、なおかつ正しく的確に突っ込むので、ジオティクス、サーゼクスにとっては、頭が上がらない存在でもある。ソーナ・シトリーの母親とは学生時代からの友人であり、ソーナの姉であるセラフォルーのことも娘同然に可愛がり、時に厳しく説教することもあった(魔王となったサーゼクスとセラフォルーがどっちの妹が可愛いかで言い争っていたところを、「それが魔王のすることですか!」と説教していた)。
イッセーに礼儀作法や家のしきたりなどの帝王教育を仕込み、リアスと結婚させようと目論んでいる。イッセーが娘のリアスに対する部長呼称を注意する場面もしばしば見られ、自身に対する「部長のお母さん」発言に対しても「お義母さま」「母上」と、明らかに「オカンと呼べ」と言わんばかりのしたたかな態度を取る。
イッセー自身も畏敬の念があり、容貌に見惚れることもあれば厳しく突っ込まれることを恐れ緊張することもある。
注:そもそも、悪魔は魔力が有り余っていれば容貌を自由に変えられる。加えて永遠に近い寿命を持つうえ、純血同士の悪魔は出生率が低いため、兄弟の年齢が10~100歳ぐらいはなれているのは当たり前である。自身も子供を2人生んでおり、くわえて夫であるジオティクスの眷属悪魔には17世紀の人物がおり、彼が転生悪魔になるにはサーゼクスと同じ時期になったアジュカの開発した悪魔の駒が必要なので、最低でも彼女の年齢は300歳以上と推定でき…おっと、誰か来たようだ。
関連タグ
リアス・グレモリー - 娘
グレモリー卿(本名:ジオティクス・グレモリー) - 夫
サーゼクス・ルシファー - 息子
ミリキャス・グレモリー - 孫
グレイフィア・ルキフグス - 義理の娘
サイラオーグ・バアル - 甥
セラフォルー・レヴィアタン - 『DX.1』より、娘同然に可愛がっていた。
姫島朱乃 アーシア・アルジェント 木場祐斗 ギャスパー・ヴラディ 塔城小猫 ゼノヴィア ロスヴァイセ - 娘の眷属