概要
アザレイとは、堕天使の組織「神の子を見張る者」の総督「アザゼル」とその部下の女堕天使「レイナーレ」のノーマルカップリングである。
但し、この組み合わせはカップリングとは言い難い理由があるのだが……。
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【警告】以下、ネタバレ注意!!
このカップリングの片割れであるレイナーレは、冷酷非道かつ目的のために手段を選ばない悪女であった。
総督のアザゼルに対して常軌を逸する形で心酔していた彼女は、アザゼルやシェムハザへの忠誠心を免罪符に、非道な行いを行っていた。
原作1章「旧校舎のディアボロス」において、性欲以外は普通の男子高校生だったイッセーこと兵藤一誠や、元は敬虔なシスターだったアーシア・アルジェントは、レイナーレによって、人間として一度死ぬこととなってしまった。
特に、騙されて殺された挙げ句散々罵倒されたイッセーは、心に拭い難いトラウマを刻み込まれている。
部下の狂気染みた邪心を見抜けなかったアザゼルは、本編前に起きた姫島朱乃の母・朱璃を襲った悲劇の件と同様に、上述した事件に対して罪悪感を感じており、イッセー達グレモリー眷属に対して協力を行うことで、部下の悪行の罪滅ぼしをしている。