CV:内山昂輝
概要
八候王(バール)の一人、「光の王」を冠する虚無界の最高権力者で、サマエル(メフィスト・フェレス)やアマイモン達の長兄。
漢字表記は「光明天」。
呼称は時代や国、信仰によって千差万別にあり、神として崇められる地域も多く存在する。
現在はサマエル達と同様に人間の身体に憑依しているが、彼の場合は悪魔としての強大すぎる権能が災いしていかなる依代も十年と持たずに朽ち果ててしまう。
受肉するたびに耐え難い苦痛に苛まれ、狂い始めたルシフェルは兄弟の八候王とともに物質界を脅かし始め、人間たちにとって戦争や疫病・自然災害に苦しむ時代が長く続いた。
事態を重く見たサマエルの説得により、彼の力に耐えうる依代やエリクサーを実験で用意するという約束で暫し休戦となる。
しかし実験はサタンの顕現という思わぬ形で中止となり、一方で密かにエリクサー(不死の薬)の作成方法を解明しつつあったルシフェルはサマエルの前から姿を消して現代の物質界で「イルミナティ」を組織し、エリクサー製造を完全なものとすべく暗躍し始めた。
その目的は、サタンが完全に受肉できるほどの器を用意して彼を復活させ、物質界と虚無界を融和させて世界を無へと帰することにある。
彼の眷属
- 熾天使(セラフィム)
ルシフェルが直々に支配する翼を持った光の眷属の上級悪魔で、彼の声を届けたのちに徐々に温度を上げ、一定時間後に激しい閃光と共に大爆発を引き起こす。