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八候王

ばーる

八候王(バール)とは、『青の祓魔師』に登場する上級悪魔達の総称(メイン画像は蟲の王ベルゼブブ)。
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概要編集

虚無界に住む悪魔の中でも、特に強大な力と権威を持つ8体の上級悪魔達の総称。

虚無界を統べる悪魔の王族で、それぞれの属性の悪魔達を眷属として束ねる存在。物質界においては国や地域、時代によって様々な名で呼ばれ、文化によっては「」として崇拝された例もある。


全員が虚無界の神である青焔魔(サタン)から生み出された子供達であり、互いに兄弟同士の関係にあたる。彼等自身も互いを兄弟と認識しており、サタンの事は「父上」と呼んでいる。

その為、サタンの落胤である奥村燐の兄や姉のような存在でもあり、実際に彼等からも燐は「末弟」として認識されている(サタンの力を継いでいない奥村雪男は、サタンの仔や弟とは認識されていない)。


彼等の中でも序列は存在し、上の者ほど虚無界において高い権力を持っている。また、下の者ほど眷属の悪魔の種類や数が多くなるのも特徴である。その一方で、権力等級は必ずしも年功序列や実力で決まっている訳ではないらしく、アスタロトは能力的にも相性がいい筈の弟のエギュンより地位は下である等、その序列の選定基準等はイマイチよく分からない。

そもそも作中では、当初はアマイモンが末席で他の王は彼より実力も立場も上という説明がされていたのだが、途中から八侯王最弱の末席はベルゼブブになっており、この辺は途中から設定が変わった可能性が高い。


元々は虚無界を統べる概念のような存在だったが、物質界で受肉した事で自我と意思に目覚める。

その後は物質界で自分達の欲望のままに生きていたが、強大な力を持つ彼等に適合する肉体が物質界には殆ど存在せず、肉体が崩壊する痛みや肉体を持てない苦しみから暴走し、物質界を滅ぼそうとする勢力と、それを阻止して物質界と人間社会を存続させようとする勢力と、そのどちらにも与しない中立の立場の者に分裂して、長きに渡って八候王同士で物質界と虚無界を巻き込んで戦乱を続けてきた。


それが人間社会と物質界の存続を望む勢力によって結成された正十字騎士團と、悪魔やひいては物質界の滅亡を望む勢力によって結成された秘密結社イルミナティとの戦いである。


メンバー編集

権力等級は19巻カバー裏の虚無界権力図より抜粋。

ただし、上記の通りその後に明かされた生まれた順番とこの図が一致しないので、設定が変わっている可能性もある。


正十字騎士團派編集


イルミナティ派編集


中立派編集


関連タグ編集

青焔魔

バアルバエル

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