悪魔(青の祓魔師)
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あくま
この記事では、「青の祓魔師」における悪魔について扱う。
基本的に本作の世界は人間たちの暮らす現実世界「物質界(アッシャー)」と、悪魔たちが存在できる魔界「虚無界(ゲヘナ)」の二つに分かれている。
悪魔が物質界に存在するには依代が必要になり、悪魔によって対象物は様々。人間や猫などの動物もあれば空気中の埃などの命のないものでも憑依が可能である。
物質界の存在する人間が悪魔を見るためには条件があり、悪魔から傷や病を一度でも受ける「魔障」がなければならない。そのため、祓魔師になるためには必ず魔障を受ける必要がある。
一部の悪魔に関係する「炎」には特殊な効果がある。
「青い炎」はサタンとその息子の燐だけが使うことができる炎であり、物質界と虚無界の両方に作用する性質を持ち、悪魔に対しても有効。聖水や神酒によって消火できる。
なお、火の眷属などが憑依する通常の「赤い炎」は物質界の物だけを破壊する物で、夜魔徳が操る「黒い炎」は物質界には影響を与えず虚無界の物だけを滅するといった性質がある。
虚無界の代表的な悪魔
サタン
青焔魔、または魔神とも表記される虚無界の王。奥村燐、雪男の事実上の父親。
口調は乱暴で上品さがないが、力は強大。物質界には自身が乗り移れる依代がなかなか見つからないため、唯一自分の力に耐えられるであろう藤本獅郎を乗っ取ろうと淡々と狙っていた。
メフィストの使い魔であり、地獄の釜戸番。
人間が寝ている間に勝手に厨房に入り、料理を美味しくしてしまう悪魔。
サマエルの眷属の悪魔。小説版では玉兎(ユウトウ)とも呼ばれている。
時を操り、人の記憶を喰らうことが出来る。
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