能力(みせかけ)はマネれても…”想像力”は模倣できねぇだろ!
概要
地底に住む小柄な間人で、本作の主人公。好物は(千羽が調理した)卵焼き。
ビビりでちょっとしたことで慌てやすい性格だが、いざスイッチが入ると熱血さや妙な機転を見せる。幼なじみのアルル曰く、やるときはやるとの事。
以前は前述のビビりな一面が災いしたうえ、異能について伸び悩んでいた時期もあってか、大半の間人から、駄間人と嗤われて過ごしていた。
本編開始時は、異能の練度や強力さが低いために、(スパイに向いてるかどうか怪しい性格でありながら)捨て駒に近い形でスパイとして、送り出される。
だが、その地上で人間にあたたかく迎え入れられ、情が移ったとともに、前述の熱血さなども見せ、準主人公の京介とともに、激闘を繰り広げるようになる。
また、異能についても、多少単調になりやすいところはあるものの、実際は他の間人の余計な思い込みや過小評価によって甘く見られていた部分もあり、本編が進むとともに、その潜在能力の高さを発揮していく。
マジナグラム
隆起(デゴス)
触れた物質の一部を四角柱のような形状に隆起させるもの。地面に触れたうえで柱状にし、相手を直接攻撃することや、数段掛けでタイミングや隆起させた物質の軌道をずらす、壁などの側面にあるものに掛けて横から仕掛けるといったことが可能。
先端がある程度面積のある四角形(面状)であるために、針のように先端が鋭利なものに突かれると脆いなどの弱点がある。
陥没(ボコヘル)
触れた生物・無生物の一部を陥没、もしくはずらすという異能。(ちなみに、この異能で直接生物を陥没させても、その生物には特に痛みなどは伴わない模様。)
相手の足元を陥没化させて、相手を一時行動不能にする・自分の足元や自身の体に触れて位置をずらし、相手の攻撃をかわすなどの芸当をこなせるうえ、使い手の小柄な体格とも、それなりに噛み合っている。