概要
四大公爵家の一、バルマ家の現当主。
風船のように丸々と太り、コーヒーの入ったカップを帽子として頭に乗せている。
極度の情報マニアで、ギルバートの禁煙失敗回数やブレイクの正体など、些細なものから重大なものまで莫大な情報を有しており、自分の知らない間に情報が新しくなっていると我を忘れて暴走する。
・・・というのはチェインの力で作り出した仮の姿。
四大公の会議など、公の場には幻影をバルマ公爵として出席させ、本人はレインズワース家当主シェリル=レインズワースのお付きとしてひっそり同席している。ちなみに情報マニアであることに変わりはない。
四大公の最年長であるが、成長(老化)が止まってしまった契約者の一人で、外見は20代。真っ赤な髪と涼しげな目元、そしてたくましいアホ毛が特徴。レイムの主。鉄扇の使い手。
老獪かつ冷酷な性格で、己の目的ためなら誰であろうと利用する。
例外はシェリルのみであり、彼女の孫であるシャロンにも容赦はしない。
若かりし頃から今日までシェリルに求婚し続けているが、今のところ見込みはない。
シェリルが孫もちの老女になっても変わらない、その愛の強さには脱帽である。
契約しているチェインは黒翼の一つである愚鳩(ドードー)。幻影を作り出す能力を持つ。
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