概要
四大公爵家の一つで、その中では唯一女性が当主を務める家。
基本は平和主義で、他の公爵家とは中立の立場にある。家紋は恵みの雨が意匠。
ベザリウス家と最も友好的な家である他、バルマ家とも最も親交が深い家であり、基本的には他の家の仲介役を担う事が多い。特に現当主が色んな意味でややこしいバルマ家の貴重な窓口である。
代々女性が当主を務めているらしく、その為に当家の女性の立ち振る舞いには厳しい家訓なども存在する他、代々何故かハリセンによるツッコミ術なども伝承している。
ハリセンは当家の女性の嗜みであり、彼女らが着る服には特別な仕立てでハリセン専用の収納スペースが用意されている上に、ハリセンの出し入れも優雅に行うような所作がある。どういう事なんだ…
実は、四大公爵家の中では唯一サブリエの悲劇との直接的な関りを持たないが、王族の血を引いている事から、元々貴族の中でも影響力の強い一族である為に四大公に選ばれた家である。
所有する黒翼のチェインは梟(アウル)。
「レインズワースの女たる者 いついかなる時も 明るく・軽やかに・美しく!」
関係者
シャロン=レインズワース…跡取り。一角獣(エクエス)の契約者。
ザークシーズ=ブレイク…使用人。イカレ帽子屋(マッドハッター)の契約者。
シェリル=レインズワース…現当主。梟の契約者。シャロンの祖母。
シェリー=レインズワース…シャロンの母。故人。
レイム=ルネット…バルマ公爵家の使用人。とある事情で幼い頃2年間レインズワースに滞在。