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エデル「殻の内で息づく・・・竜の鼓動が!」

烈花「まさか・・・生きているのか!?」

初登場:第1話「銀狼」(卵の写真)

概要

ホラーと戦う心優しき魔界生物「竜」の遺児・ノヴァが、その力を欲した魔戒法師の襲撃を受けた際、死に際に残した卵から産まれた生物。

ノヴァの亡骸が変貌した広大な森の中に存在するドーム状の木の麓にて、卵の状態で安置されていたが、後に魔戒法師により持ち去られ、魔導具が保管されている洞窟に封印されていた。

8話にてついに孵化し・・・。

活躍

<幼体>

アリスの手の中で孵化し、彼女によりバクラの営むバー「ルーポ」にちなんで「ループ」と命名された。生まれて初めて見た彼女を母親と認識している。

リンゴが好きで陽気かつ無邪気な性格の持ち主だが、咆哮をあげるだけで魔戒法師の術をかき消し、炎の一吐きでホラーの使役する虫型怪物の集団を消し飛ばすなど、子供でありながら強力な力を秘めている。

自身を討伐せんとする涼邑零烈花からアリスを連れて逃亡。その果てに力を使い果たしてしまうが・・・?

<成体>

ループの力を利用せんとするエデルの手引きにより、かつて「竜」が禊を行っていた魔界へと通じる湖へと送られ、湖の邪気とエデルの力により、ファンタジー風の四足歩行の巨大かつ煌びやかなドラゴンの姿へと急成長した。本来父親的存在である筈のエデルにさえ牙を剥き、アリスの言葉にのみ従う。

彼女を取り込むことで虹色に輝く巨大な翼を得ると、世界を呪うアリスの願いを成就させるべく世界を焼き尽くさんとする。ルーンシティを焼き尽くそうとするが、直前にアリスが思い留まったため、その隙に絶狼に阻止され、激突。互角の戦いを演じるものの、絶狼の暴走形態、心滅獣身・絶狼には全く歯が立たず、最後は鋭い爪で胴体を刺されて絶命。死体が荒野を飲み込みつつ森となって広がって行くが、結局はアリスと共に消滅した。

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ループ(絶狼)
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