その瞳、天上天下森羅万象を見通し付き従える。
久遠の少女はその力で空の浮上を一掃し、無垢なる子供達を安寧へ導かん。
「わたくしはレイ。スーオファミリーのボスよ。
……ふふ、親しみを込めて、『ママ』って呼んでもいいのよ。」
概要
レアリティ | SSR(リミテッド) |
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属性 | 闇 |
タイプ | 特殊 |
武器 | 杖・刀 |
種族 | ハーヴィン |
年齢 | 不明 |
身長 | 74cm |
趣味 | 架空の物語を楽しむこと |
好き | 赤ん坊の相手 |
苦手 | 自分の力を行使すること(圧倒的な力で物事を解決することは好ましくないと考えている一方、 今はそれも仕方のない状況であると考えており、表面上はともかく内心では苦渋の決断をしている) |
CV | 茅野愛衣 |
イベント「こくう、しんしん」に登場。
一大組織であるマフィア・スーオファミリーの長。
広大な人脈と多くの分野に関わっており、組織間の調停役なども務めることもある。
レジェンドガチャでリミテッド武器「シューニャ」入手でリミテッドバージョンが加入。
身長よりも長い黒髪をなびかせて、常に瞑目しているハーヴィンの女性。
黒いレオタードのようなコスチュームの上に、十天衆の衣装と似た白い装束を羽織っている。
メーテラらのように飛翔術を体得しているのか、常に浮遊している。
経歴
作中においては、マガザンの襲撃を退けたあとの星屑の街の管理者(いわゆるケツ持ち)として、ウーノがエッセルとカトルに対して推薦した人物。
見た目は若々しい女性に見えるものの、両親を喪った若かりしウーノを引き取って育てていたこともあり、十天衆の中では年長者であるウーノに対して「私から見たらまだまだ子供」と言ってのける。
それもそのはず、彼女は数百年前に終結した覇空戦争下から生きている超長寿の存在である。「こくう、しんしん」現在、星晶獣やその他不明を除く通常種族では戦中から存命していると明言されているのはレイのみ。
カリオストロもフェイトエピソードから覇空戦争以前より存在していると思われるが、錬金術による肉体生成およびそれらへの『魂』の転移を繰り返している存在であり、一つの肉体で生き続けているのはレイのみであると思われる。
この超長寿の理由はレイのフェイトエピソードでその一端を語られている。
戦争中に多くの子供たちを引き取り、教育などを施して送り出してきた。スーオファミリーが多数の工場や商会を傘下に持つのもこのためで、レイの娘や息子といえる存在が各地で活躍している。暴力を嫌うものの、それを抑制するためにも暴力が必要ということを否定せず、マフィアの大長老に収まっている。この思想は同じく彼女に育てられたウーノも継承し、十天衆を組織する大きな理由となっている。そういう意味では十天衆の原点とも言えるだろう。
性格
とても穏やかで、その素性のためかどんな相手も「子供」として見ており、『母』としての態度を崩さない。
深い哀しみに苛まれ、力を暴走させてしまっている相手であっても優しく接し、まるで泣きぐずる子をあやす母のように鎮めてみせた。
事件が一段落した後もカトルからは蛇蝎の如く嫌われ、直接的な罵詈雑言まで吐かれた時もそれを案ずる側近に「いいじゃない、可愛いものよ。」「反抗期の子はああいうものよ。」と返すなど正に子を見守る母のよう。
一方で上述の通り「暴力を嫌うもののそれを抑制するためにもまた暴力が必要」「言葉だけでなく覚悟が必要と諭して試練を課す」など現実に即した考えや行動をとっており、厳しいとも言える一面も持つ。
いずれも「子への愛」が中心があり、時に優しく、時に厳しく子を導く偉大なる『母』を感じさせる。
実際、ファミリーの関係者から『ママ』と呼ばれ慕われている。
能力
普段は瞑目しているが、魔力を行使する際に開眼する。そこには白目が存在せず、多くの輝きを持つ星空のような瞳が姿を現す。
その魔力は非常に強力で、作中では十天衆の一角であるカトルの肉体を操りエッセルを襲わせる、十天衆総出で戦わなければ抑え込めないムゲンを眠らせるなどしている。また、人の精神の中へ別の人の精神を送るという芸当もやっている。
「一族の秘術」とのことだが現段階ではまだ詳細・全容は不明。
また、『対象を操る能力』は戦闘中のアビリティでも大いに発揮している。
性能
奥義 | 五眼掌握・寂光浄土 | 敵に天網の星眼を付与/強化効果を1つ消去/弱体耐性DOWN/光属性攻撃DOWN/連続攻撃確率DOWN |
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1アビ | 阿頼耶識 | 自分以外の闇属性キャラ単体を操り、ターン進行時に攻撃行動を2回行わせる ◆再使用で解除 |
2アビ | 解脱 | 自分とサブメンバーの一人を入れ替える ◆入れ替えた闇属性キャラを操りステータス大幅UP/防御DOWN |
3アビ | 白眼視 | 敵全体を操り、敵が与える属性ダメージを0にする |
4アビ | 天の逆手 | ターンの進行時に経過ターンを5ターン進める ◆自分がバトルメンバー時のみ 使用可能:10ターン後 |
サポート1 | 悟りの智慧 | レイが敵か味方を操っている間は攻撃行動をしない |
サポート2 | 子を見守る母 | 闇属性キャラが天網の星眼状態の敵に対して奥義性能UP ◆自分がサブメンバーにいる場合でも発動 |
自身の代わりに味方を多く行動させる、能動的にサブメンバーと交替する、敵からの属性ダメージを0にする、ターンを加速させると非常にユニークな効果が並ぶ。
いずれも何かを操ることで効果を発揮させており、レイの特徴が表れている。
この影響か交替して後ろに下がる2アビを除いてレイ自身がバトルメンバーに含まれていないと効果が消失する。戦闘不能はもちろんのこと、交替する2アビや一部特殊効果による強制交替でも効果が消えてしまうため注意。逆に2アビはバトルメンバーに出てくると効果が消失する。
また、どのアビリティも大なり小なりデメリットが存在し、考え無しに使うと返って危機をもたらすこともある。
奥義はダメージが無い代わりにデバフ4種+ディスペル+天網の星眼を付与する。
特に注目すべきは独自デバフである『天網の星眼』で、このデバフが付与されている敵に対して与ダメージ上昇、(サポアビ2の効果により)闇属性キャラの奥義ダメージUP/上限UPと火力支援に繋がる性能となっている。そして永続消去不可のため一度付いたら戦闘終了まで作用し続ける。
攻撃や回復などのアビは無く、奥義はダメージが無いなどレイ自身の戦闘能力は無いに等しい。
が、「アビリティも奥義もデメリットを補って余りあるほどメリットが大きく、パーティに絶大な恩恵をもたらす」性能を有しており、適切に扱うことで輝く超特殊なサポーターとなっている。
2021年7月8日にはリミットボーナスのサポートアビリティが追加され、その効果は「味方全体の光属性ダメージ軽減」というオンリーワンともいえるものを獲得。
また、この特殊すぎる性能も相まって代わりとなれるキャラは存在せず、レイ独自のポジションを獲得している。