概要
ルシフェニア王国親衛隊の長を務めるジェルメイヌとアレンの養父。
先代王アルスが生きていた頃は領土拡大に貢献し、三英雄の一人として数えられている。
酒好きでジェルメイヌと酌み交わすほど。
アレクシル王子が王位継承騒動で暗殺されかかったため彼を守るために王子を死んだこととし、アレンと名を変えさせ自分の息子とした。
アンネ女王に好意を持っており、リリアンヌを彼女と重ね真っ当な女王になって欲しいという思いでリリアンヌの統治の仕方に衝突していたが、逆にそれを煩わしく思われリリアンヌの命令でアレンに暗殺された。
楽曲:英雄の鎧は常に紅く
レオンハルトの過去が描かれている。
王への忠誠心が強すぎた彼は敵国から恐れられ、「敵の赤子を殺した」という噂がたつほどだった。
あるとき死んだ母親に抱えられていた赤子を見つけ自分の娘として育てる。
それは赤子が来ていた服にベルゼニア皇家の紋章が縫い付けられていたことに気付いたからであり、人質としての価値があると踏んで保護していた。
五年の月日が経ち、赤子は少女になり彼を「お父さん」と呼び慕っていた。
ある日少女を狙う集団に遭遇し、初めは少女を差し出すかどうか迷っていたが少女が慣れない手つきで剣を持って彼を守ろうとする姿を見て何かが変わり、今度は少女を守るため剣を集団に向けた。
ここでは少女――ジェルメイヌの本名が「ジータ=C=ベルゼニア」であり、ベルゼニア皇家の者であることが窺える。