Здравствуйте!(ズドラーストヴィチェ!・こんにちは!)
ロシアンボンビー!ハラショー!!
『桃太郎電鉄20周年』に初登場。ロシア語が混じった口調で6体のマトリョーシカに分離し、プレイヤーに1体選ばせ、中身の「(−1〜−30)億円カード」を押し付ける。1年以内に書かれた金額のカードの金額を払わなければならず、怠ると10倍の金額を払うことになる。DS版『桃太郎電鉄WORLD』にも登場するが、ロシア周辺にいないと変身しない。カードを使えばまたカードを引かされ、延々と繰り返される損害系カードループが待っている。まさに見た目以上のマトリョーシカである。
昨今のインフレした桃鉄においてはたかが最大でも30億程度払えばいいだけじゃないかと思うかもしれないが、これの恐ろしいところはカードを使わせることで資金と共に1ターン失ってしまうという点にある。
桃鉄において1ターンの重要性が、1ターン行動できなくなることが如何に恐ろしいかはプレイしたことがある人は皆知っていることだろう。
運良く「ウイルスカード」を引くことができればその「ウイルスカード」な押し付けられたカードを食べてもらうこともできるのだろうが、『桃太郎電鉄20周年』において「ウイルスカード」はリストラされているので、そんな救済手段も無い。同じく「二刀流カード」もリストラされているので1ターン2回行動で押し付けられたカードを処理しつつ行動することもできないという見た目以上の恐ろしさを持つ。
とにかく急いで他のプレイヤーになすりつけつつ安全圏に脱出し、押し付けられたカードを如何に素早く処理できるかが勝負の分かれ目になるだろう。