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ロゼッタ(ルパン三世)

るぱんさんせいのろぜった

「ルパン三世」の劇場版第3作「バビロンの黄金伝説」に登場するゲストヒロイン。
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「本当よ 愛してるのよルパン♡」


概要編集

CV:塩沢とき

ルパンに好意を寄せる正体不明の老婆。ルパンからは時折「ロゼッタ婆さん」と呼ばれている。


彼女を一言で表すなら、とにかく「ルパンLOVE」なおばあちゃん。

その本気度は凄まじく、ルパンに「抱いて〜!」と下着姿になってまで迫る程。


容姿と年齢的にもルパンの好みではない為、ルパンはロゼッタのアピールに引き気味。


時折、マザーグースの歌(「バビロンまで何マイル?」)という歌を歌っている。

また、空を見空けて涙を流すなど、彼女の行動には謎が多かったが……











以下、重大なネタバレ
























センシティブな作品

「そうよ、ルパン……私はずっとここに眠っているの」



実は、普段のコミカルな老婆の姿は仮の姿に過ぎない。

本来の姿は、不二子にも劣らないナイスバディを持つ美女である。髪色は中盤では金髪、終盤では薄紫の髪(上記イラスト左)となっている。声も普段とは異なっており、若い姿でのCVは河合奈保子氏となっている。


ロゼッタは遠い昔、神に遣わされ、見失ったバベルの塔を探す為に地球に送られた宇宙人だった。

彼女が時折歌っていたマザーグースの歌はバビロンの黄金に纏わるヒントが隠されていたのである。

地球にいる間に、ナポレオンアレクサンダー大王、ヒトラーと恋仲になったが、3人ともバベルの塔を見つけることができなかった。

さらに、ロゼッタは76年目にしか帰る機会がなかった為、ずっと地球にいたのだ。時折、空を眺めて涙を流していたのは故郷を思っていたから。




前述の3人には出来なかったことをルパンは成し遂げた為、ルパンには感謝していた。


あなたを愛しているわ……愛さなければよかった……


別れ際に涙を流し、ルパンに上記の言葉で想いを告げて故郷へと帰っていった。

この台詞からも分かるように、ルパンへの愛は本物である。


余談編集

若い美女の姿が本来の姿だが、ナポレオン達と恋仲になっているという台詞から、少なくとも2500年以上生きている模様。


2024年現在、ルパン三世シリーズで唯一の宇宙人ゲストヒロインはロゼッタのみ。

真の姿のロゼッタの存在はパンフレットでも伏せられており、河合氏はクレジットでは特別出演となっている。

声優は初挑戦で、リテイクも多かったが山田康雄氏は気にすんなとフォローしており、河合氏も山田氏が自分の出番でないときも台本を見て書き込んでいたのを見たりして役者としてすごいと語っている。


作中でロゼッタが歌っていたマザーグース、バビロンまで何マイル?はサントラでは「song of BABYLON」という曲名となっている。

二つほどテイクがあり、ひとつは劇中で使われたロゼッタのハミングのはいるものとシンセのドラムが目立つものの二つある。


関連タグ編集

ルパン三世 バビロンの黄金伝説


山本シナ…老婆の姿と若い美女の姿を持つキャラクター繋がり。こちらはロゼッタと違い、老婆の姿も若い姿もCVは同じ。

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