概要
ロリちとせとは、アイドルマスターシンデレラガールズの黒埼ちとせがロリ化(幼女化)した姿。
劇中劇『Spin-off!』の前日譚や楽屋風景を描いたイベント『オウムアムアに幸運を』の報酬カードの特訓後(以下『オウムアムアSR+』)でイラストやセリフの詳細が描かれた。後述のように7年間肉体年齢が成長していないかつての親友と過ごした小学6年時代を回想するシチュエーションであり、また、その後スターライトステージの主に『ススメ！シンデレラロード』報酬カードの年齢操作カードのはしりである。
撮影は代役を使わずちとせ本人(19歳)が出演してCGで加工している。このイベントの前にはネット上で画像加工アプリが流行しており性別や年齢を変えた写真投稿がプロデューサーやモゲマス声優(シンデレラ一門)の間でも行われていた。
(作中では人名はすべてファーストネームをカタカナで呼ばれる)
ミュージックビデオ『Spin-off!』の時点でチトセとリサ(的場梨沙)が最後に会ったのは小6の時で、リサが当時のままの姿だという事が語られている。
『Spin-off!』ではチトセは終始19歳の姿で登場し、小学生時代がオーバーラップするシーンでも現在の姿のため、少なくとも作中や動画配信サイトで無料公開されている内容で小6のチトセが登場するのはデレステイベント『オウムアムアに幸運を』が初。
小学生ながら制服を着ているが、チャイムが100回鳴るほどの管理社会を表現したものだと考えられる。
また、作中では逆にリサが外見は子供のまま精神は大人になっているが、外見が子供で精神は成年というのは吸血鬼モノによく見られる(インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアのクローディアなど)パターンであり、作中でも吸血鬼の末裔を自称するちとせには親和性が高いと思われる。
ただしこの場面が描かれた『オウムアムアに幸運を』カードでは吸血鬼の末裔は設定でそれを演じている事や、実際に子供だった頃は自分が吸血鬼だと信じられたが今ではそうではない事が殊更に強調されている。
その後アニメ版『アイドルマスターシンデレラガールズU149』第5話にて、この回は的場梨沙がメインの回であり、梨沙が単館系映画『希望のプリズム』のオーディションに挑む姿が描かれたのだが、次回予告の時点で『希望のプリズム』という『オウムアムアに幸運を』の歌詞を想起させるタイトルや、ロリちとせに似たタイトルロゴから登場を期待する声が上がっていた。一方で寄り添う少女は梨沙とは似ても似つかなかったため(むしろ相原雪乃や奥山沙織に似ていた)梨沙は原案の流れに沿ってオーディションに落選するのではないかと思われていた。
放送された第5話では大勢の予想通り主役を受けた梨沙は落選するが準主役のオファーを貰い、役に合わせたイメージチェンジを敢行する。
普段の梨沙とは異なるおさげに眼鏡のスタイルでタイトルロゴでロリちとせ？と寄り添っていた通りのシルエットになった事に気付く間もなく挿入歌に合わせてテンポよく撮影風景が描かれ、梨沙がオウムアムアSR+の制服を着てスタッフに挨拶している場面の直後、梨沙が金髪の少女と歓談するオウムアムアSR+の構図を再現したカットが描かれた。
オウムアムアSR+ではちとせの顔が描かれている一方でU149第5話ではこの金髪の少女の顔は一切映されなかったが、その姿は(髪のリボンや襟に若干の差異はあるものの)ロリちとせそのものだった。
先述の通りロリちとせは画像加工の賜なので、このシーンでは『似た子役を連れてきた』『ちとせが幼女化した』『この世界のちとせは幼女』など様々な説が称えられているが、ロリちとせ担当Pには大きなサプライズだったことは間違いないようで、放送がゴールデンウィーク期間中だったことも手伝ってだいぶ盛り上がった。
