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概要編集

漫画『悪女は砂時計をひっくり返す』の登場人物。ロースチェント伯爵の娘でアリアの義理の妹。貴族であるミエールの母はミエール出産時に死亡したために、専属侍女エマが母親代わりとなって育てた。


金髪でストレートロングの正統派美少女。人目を引く美しさ、華やかさではアリアには負けるが、登場人物に美しいと言われたり、辛口気味なイシース公女にさえ顔立ちだって問題ないと評価されたりするなど、整った可愛らしい容姿をしている。

とても礼儀正しく周囲から愛されている完璧な令嬢だが、本性は傲慢。相手が望むように振舞うことに長けている。皇女イシースはミエールの裏表のある性格を見抜いているが、それを承知のうえでミエールを気に入って、自分の権力拡大のために弟オスカーと結婚させようとしている。


貴族であることに高いプライドを持っているため、平民であるアリアとカリンを見下している。

前世では、侍女を使ってカリンを毒殺して、アリアに自分を毒殺させるように仕向けて彼女を陥れた。ミエールはアリアが処刑される直前に本性をアリアだけに見せて真実(自分がカリンを毒殺させて、アリアを陥れたこと)を語り嘲笑したことで、アリアはミエールとロースチェント一族に復讐を誓った。


礼儀作法や知識を身に着けたアリアの策略で、ミーエルはエマやベリー等、自分のために働く侍女たちが次々と陥れられて、次第に余裕をなくしていく。


やがてイシースの命令でロースチェント伯爵を階段から突き落として、それをアリアのせいにして陥れようとするが失敗。逆に自分が真犯人として逮捕されて投獄されてしまう。ロースチェント伯爵が意識を回復したために、自宅拘禁5年に減刑されるが、それを不服としたミエールはイシースの手引きで脱出し、他国と結託して帝国を乗っ取ろうと企むイシースの反乱に加わる。


表向きは淑やかな令嬢だが、気に入らないことがあるとヒステリーを起こして食器や家具を壊すなど、気性が激しい荒々しい面も持つ。ロースチェント伯爵を階段から突き落として半身不随にしたあげく、死んでいればよかったと思うなど、自分第一でとても傲慢な性格。それは母親代わりの専属侍女エマに対しても同様で、エマがアリア毒殺未遂の犯人として裁判にかけられても、結局自らの罪をエマにかぶせる形で見捨てた。

だが、ミエールが傲慢な悪女になったのは、育ての親であるエマが散々甘やかして貴族として無意味にプライドの高い性格にしてしまったことや、貴族であった母親を蔑ろにした上で女性にだらしなかった父、更に血は繋がっていないとはいえ家族であるアリアに惚れてしまうような兄がいるという家庭環境も原因であると思われる。処刑されて死ぬ直前のミエールが、もし自分がアリアを受け入れて仲良くしていた過去と未来を思い描いていたことからも、ミエールの傲慢な人格を形成したのは周囲の影響が大きかったことが描かれている。


ちなみに、アリアはミエールに対し聖女だという噂に相応しく優雅で美しいと思ったり、挑発にも悲鳴をあげず黙っていたミエールを貴族らしい自制心と評価するなど、最後まで復讐する価値観はブレないながらも褒めているところは褒めている。ミエールに対してそれなりに敬意があったからこそ、アリアはミエールを敵として、最後まで執着したのかもしれない。



関連タグ編集

悪女は砂時計をひっくり返す ロースチェント・アリア

お嬢様 悪役 毒妹

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