概要
仲間である魔界の面々からは「魔界最凶の戦士」と言われており、しかも「悪しき心の持ち主が入ることは不可能」とされるユキの防御結界の「聖域」すらも難なく突破できる作中屈指の実力者である。
戦闘力
素の状態ですら体力は5000、魔力が7000とマジカルユキのHP123とMP4000を大きく上回っている上にその他のステータスも軒並み4桁以上と非常に高いステータスを持っている。
しかも随時魔力等はパワーアップを続けているようで、成長中でありながらそのステータスは30万という膨大なHPや∞のMPまで含まれるというもはや暴力的としか言いようが無いレベル。
近距離では凄まじい切れ味を誇る「ワルージョソード」、遠距離でも凄い冷気で攻撃する「ワルージョブリザード」、そして中距離では突進技の「ヘルスパイラル」と距離を問わず戦える技の数々を誇っている。
だが、決して力業だけで戦いを行う戦闘狂ではなく、相手の能力を見破る「ワルージョアイ」で敵のHPやMP、武装どころか相手の精神状態さえも見抜く冷静な分析能力を併せ持ち、必要と考えればマジカルユキと一時共闘して先に倒すべき敵と戦うこともある等、マジカルユキにとっては敵対している強大な敵であるのは間違いないが決して一切相容れられない存在というわけではないようだ。
その力故に「グレートワルージョ」と称されていた(ちなみにマジカルユキが使っている武器である光魔ステッキの攻撃力が135、仕込み刀なんて攻撃力が15しかない程度である)。
そんな高いステータスを持っていながらもさらなる強化のために、獣の力を心身に宿す「ビーストモード」という変身技まで既に持っていたが、後にパワーを50倍、悪のオーラに至っては通常の100倍に膨れ上がる「トテモワルージョ(※)」という新たな変身形態を見せつけるという驕らない自己鍛錬の賜物が「魔界最凶の戦士」と呼ばれる所以なのだろう。
※:「ビーストモード」は獣の力を心にまで宿してしまうことは諸刃の剣であったため、「トテモワルージョ」はそんな「ビーストモード」の弱点を克服した変身形態である。「トテモワルージョ」と化した自分のことを「悪の頂点」と称することができる程その非常に強い能力には自信があるようだ。
現状「あのマジカルユキ」と戦うことができる唯一の存在と仲間内から称されており、彼女らの戦いは魔界側も地球側もその間に入ることはできず、魔神王復活までにどちらが勝つのかは魔界にいる幹部格の者も静観するしかないようだ。
いいひと?
一応上までの説明も本当と言えば本当で実際に魔法少女作品の悪役ポジ・・・なのだが、小学生のユキのために、宿題を手伝う、学校行事に出るなど、もはやもう一人の母親といっても過言ではない立ち位置となっている。
本人の膨大なHPと無限大のMPもHP(母ポイント)、MP(マザーポイント)だし、その母性は敵対関係にある筈にもかかわらずとても高いようだ。
ユキ側からも「お母さん」というタイトルで自身の母親と共に(小さくだが)ワルージョの絵を描いたり、母の日にカーネーションを贈る、ワルージョの姿を模したぬいぐるみを複数購入する等と慕われている様子が描かれており、一応敵対関係にあるようだが、もはや仲良く喧嘩しなレベルにしか見えないレベルである。
関連タグ
ラッキービースト:作者おなじみ