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概要

原作:真樹日佐夫・作画:影丸穣也による日本の漫画作品。

「ワル」と呼ばれる主人公の氷室洋二が、名門都立鷹ノ台高校を舞台に彼を更生しようとする学校との闘いを描いた学園ハードボイルド劇画。

シリーズ

ワル

1970年から1972年まで『週刊少年マガジン』(講談社)で連載。単行本は講談社より全13巻(KC、講談社漫画文庫)。後に日本文華社からも全13巻で出版された。

日本有数の名門進学校・都立鷹ノ台高校は、2年生氷室を中心とする不良生徒(ワル)たちが校内を壟断していた。更生させようとする教師たちと氷室は戦いの日々を送る。そして、教師の宇津木を撲殺した氷室は少年刑務所に行くことになった。

ワル外伝

1971年に『別冊少年マガジン』(講談社)で連載。単行本は日本文華社の13巻に収録。

ワルふたたび

1974年『劇画ゲンダイ』(講談社)掲載。『ワル』と『新書ワル』の間のストーリー。

新書ワル

1987年から1992年にかけて『プレイコミック』(秋田書店)に連載。単行本は秋田書店より全12巻。

『ワル』から数年後、大人になった氷室は実家にて美杉と同棲し、ヤクザの用心棒まがいのことをやっていた。新たに道場を新宿にかまえる。

ワル正伝

1993年から1996年に『週刊実話』(日本ジャーナル出版)に連載。

単行本は有朋堂より全7巻。

刑務所から出所した氷室は(『新書ワルのラスト』で逮捕→服役)、服役中に知りえた更級十郎の世直し集団である地平同に加入し、悪党との激闘の日々を繰り広げる。

ワル最終章

2003年から2004年に『週刊実話』(日本ジャーナル出版)に連載。

単行本はコアマガジンより全3巻。

『ワル正伝』より6年後の設定。台湾で羅青鵬を倒し湖底に消えたまま行方不明となっていた氷室が地平同の本部長となり、「ワル」としての最後のケジメをつける。

映像化作品

ワルは実写で合計12本の映像化がなされている。

主なものとして

1973年に『非情学園 ワル』(主演:谷隼人

『非情学園ワル 教師狩り』(主演:谷隼人)

1974年『非情学園ワル ネリカン同期生』(主演:谷隼人)

1993年『新書ワル』(主演:白竜

1996年『ワル正伝』(主演:清水宏次朗

1998年『ワル外伝』(主演:本宮泰風

2004年『ワル序章』(主演:高橋祐也

『ワル序章2』(主演:高橋祐也)

2005年『悪WARU』(原作:「ワル最終章」 / 主演:哀川翔

などがある。

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