概要
マーベラスが発表した「ヴァルキリードライヴ・プロジェクト」に連なる作品の1つで、本作は同社が販売した閃乱カグラシリーズとは異なる流れの、爆乳ハイパーバトルゲームとして開発された。
カグラシリーズとの違い
バトルシステム関連
公式曰く「攻めに特化した」作りで、それを象徴するアクションとして「ファントム(もしくはハイジャンプ)」があり、これによって絶え間ない攻めを維持し易くなっている。
他にもヴァルキリードライヴの設定にある「リブレイター(ゲーム中ではPC)」と「エクスター(PCのパートナーキャラクター)」の内、エクスターがリブレイターのステータスに補整を掛ける為、最低限とは言えカスタマイズ要素もある。
着せ替えシステム関連
外見のコーディネートは幅広く、最多で10個まで装着出来るアクセサリーは、身に着ける位置や角度のみならず、サイズそのものの拡大・縮小まで可能である。
更に、髪の色やヘアスタイルも(既存キャラクターのものを流用しているだけだが)変更は可能で、前述の要素も合わさり、同じキャラクターでも大きく印象が変わるようになっている。
シナリオ関連
全20章で構成され、16章を終了した際にノーマルルートに該当する『CHAOS』と、トゥルールートに該当する『ORDER』に分岐する(但し、最初は必ず『CHAOS』ルートに進む為、『ORDER』ルートはクリア後でないと進めない)。
どちらのエンディングも出来自体は良好だが、何れも終わり良ければ全て良し感が否めないのが現実(つまり、過程に大なり小なりの問題が散見される)。
特に賛否が分かれるのは、『教師陣の言動』と『月影小春&ヴァイオラの立ち位置』である。
余談
明らかに続編ありきの終わり方をしているものの、シナリオ原案の松智洋が死去し、更に総合プロデューサーの高木謙一郎がマーベラスを退職している為、続編や完結はほぼ絶望視されている。