概要
通称は「ヴァル」。
複数の吸血鬼から血を与えられメルヒルムによって作られた、ある植物の吸血鬼。
名前は各吸血鬼の頭文字を取ったもの。
元々はヴォッドの配下だったが、事件の流れから離反、現在はバルシュタイン城に滞在。
III巻において、本体を砕かれ、とっさの本体としてグローワース島と一体化してしまった。
人物像
その生まれた過程から実に自我(魂)が不安定。
自分の本当の姿を見るのも、他人から見られるのもかなり苦手。
デフォルトの姿は少年。
姿によって性格・一人称が大きく変動するのも特徴。
好物は水と酸素と日光。島と一体化してもそれは変わらない。
特性
【能力】幻覚(眼のない者・鏡やカメラには無効)。念力。日光がエネルギー源。
【弱点】(気の持ちようで何とかなるらしいが)本体を砕かれると、まともに自分の存在が保てない。