成田良悟著のライトノベル・『ヴぁんぷ!』に登場する赤いスライム状の吸血鬼。
概要
バルシュタイン城の領主である吸血鬼。
血のような赤いスライム状の姿をしており、自らの体で文字を作って会話を行う。
嘘や屁理屈を多用はするが、根は紳士そのものであり、通称「子爵」と呼ばれている。
人物像
本人は喧嘩が弱いとのことでほとんど戦闘には参加しないが、人望と人脈が広く話し合いや交渉に長けており展開を丸く収める方向に持っていく。ただし戦闘となった場合全くの戦力外というわけではなく、相手の肺の中に入り溺れさせたり凍らせられた体(血)を杭のようにして相手に飛ばしたりと幅広い対処が可能である。
変人もとい変吸血鬼の集う『組織』の元幹部であり(3巻の最後で返り咲いた)、二つ名は『赤き血潮』。
また趣味はDVD鑑賞やネットサーフィン、と一応吸血鬼なのでインドア派だが、「アンダーグラウンド・ガンマニア」という吸血鬼ハンターになって吸血鬼を追いかけて撃ち殺すというネットゲームに参加しており、このことを同組織の吸血鬼仲間と遊んでいたことを別の吸血鬼にとがめられたことがある。
好物は日光。
特性
【能力】全身を特殊なバクテリアと融合させ、血の体となった。日光がエネルギー源。銀・白木の灰・電撃に耐性。
【弱点】日光が届かない所では徐々に衰弱。過度の冷気で体が凍結してしまい、行動不能となる。明確な弱点は不明だが、本人曰く太陽の中に放り込まれればさすがに死ぬらしい。