人物
オリコン村一のエリート一家「一条家」の長男。成績優秀で容姿端麗だが、プライドが高く少々傲慢な所がある。
園山家での秘鳥(ミギとダリ)の歓迎パーティーの際には彼(彼ら)に対して友好的に接していたが後になって冷たく接している。
反面、母親である怜子には、良い息子と見られているが内心では期待されている彼女に対してプレッシャーに近い苦手意識を抱えている。
ダリが女装したサリーちゃんに一目惚れしたような様子もあるがどこか不思議に感じている。
※ここから先ネタバレ注意
実は彼こそが7年前に双子の母親であるメトリーを殺害した張本人である。
瑛二がサリーちゃんに対して不思議に感じていたのは実は一目惚れしたからではなく、かつて自身が殺害したメトリーにどこか似ていたと感じたからであった。
しかし、実際には殺意を抱いて殺した訳ではなく部屋の窓に突然現れた彼女に驚いて押してしまったからである。
この時の事は本人の中でもトラウマになっていたが怜子から「あなたはおばけを見た」と言われてそれを、信じていた。だが、ダリが扮したサリーの登場によってそれが現実だった事を受け入れ、怜子に反発することを決意。
しかし、怜子がそんなことを許す筈がなかった為に彼女の逆鱗に触れ、「0から教育」と称した躾によっていろんな意味で酷い有り様を経験してしまう羽目となった。
関連タグ
※ここから先は物語終盤におけるさらなる重大なネタバレありの為、観覧の際は自己責任でお願いします。
実は瑛二は怜子の実子ではなくミギとダリと共にメトリーが産んだ子供である。つまり、ミギとダリは双子ではなく彼と共に三つ子として生まれた子供であり、2人とは血の繋がった実の兄弟であった。
あの日メトリーが自分の元に現れたのは、「我が子を迎えに来た」為の母親としての思いによるものであり、それを知った瑛二は正気に戻り自分の罪の重さを知って怜子を自身の手で殺め自害を図るが、ミギ、ダリによって止められる。
事件終息後は怜子の殺害、自宅への放火、さらには光山の殺害の罪を被って警察に自首した。